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医療保険制度について

2018年03月07日 14時33分08秒 | ミャンマーの労務

ミャンマーの病院は、政府系病院と私立病院の区別があり、人であふれ設備や施設の不足する政府系病院よりは、私立病院の方がコストは高いがサービスはいいと言われています。

一方、社会保障局(Social Security Board:SSB)の診療所(Clinic)は同じ政府系でありながら、最新の医療設備を導入する動きがあるなど、一般の病院よりもサービスが向上しているようです。

 

医療に限らず、家族支援や労災給付などの補償をするこのSSBに関しては、ミャンマー人、外国人の別を問わず加入が義務づけられています(従業員5名以上の場合のみ)。

医療に関しては、上記SSBの診療所でのみ、無償で診療・治療を受けることができ、労災により一時的就労不能と認定されれば、平均月給(労災事故前の直近4か月)の70%を受け取れる仕組みになっています。

 

このSSBに対して支払う保険料は、一律各従業員の給与の5%と定められており、2%を従業員が、3%を企業側が負担することになっています(月額給与が300,000MMKを超える場合は、一律300,000MMKとして扱われます)。

従業員数5名未満の企業については、従業員が個人負担でSSBに加入することができますが、その金額は給与の4%となっています。

 

教育に制限が加えられていた時代の影響もあり、ミャンマーの医療水準はまだまだ低く、さらにSSBの診療所のみとなれば、治療のレベルは期待できないものがあります。

そのためSSB加入に対しては基本的にどこも消極的で、ミャンマー人も含め、できることなら加入したくないと考える人が多いようです。

 

【問い合わせ先】

東京コンサルティングファーム

ミャンマーブランチ

近藤貴政

kondo.takamasa@tokyoconsultinggroup.com

+95 944 888 6619

http://www.kuno-cpa.co.jp/form/

 


 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

 

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