東京コンサルティンググループ・メキシコブログ

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RFCについて

2015年06月29日 | メキシコの税務

 

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。

今週はメキシコのRFCについて記載します。

 

 

質問)

メキシコでのビジネスをしていると様々な場面でRFC(アール・エフ・シー)という言葉を聞きます。RFCとは何のことでしょうか。

 

回答)

RFC(Registro Federal de Contribuyentes)とは、メキシコの納税者登録番号を指します(厳密に言えば、”番号”という意味はありませんが、一般的に納税者登録番号として認知されています。ので、以下も納税者登録番号として説明します)。

 

RFCは個人と法人のRFCがあり、登録時に国から付与される番号をそのまま使うこととなります。特に、会社のRFCは重要であり、この番号がなければその後の各種手続き、VISAの取得、銀行口座開設、インボイスの発行を行うことができません。

RFCの登録はメキシコ会社設立において、非常に重要な位置づけとなっており、このRFCの取得をもって会社設立完了と考える企業も多くあります。

 

法人のRFCは12桁で構成されており、左から最初のアルファベット3文字が会社名、次の数字6桁が会社の設立日、最後の3桁がランダムの文字や数字となっています(個人は13桁であり、最初の4文字が名前、次の6桁が誕生日、最後の3桁は法人同様にランダムです)。

 

また、法人のRFCからは月次税務申告の期限にどれだけの猶予があるかを知ることができます。

 

通常、月次の税務申告期限は毎月17日ですが、RFCの左から9桁目の数字によって、その会社の猶予期間が決まっています。

1-2:1営業日

3-4:2営業日

5-6:3営業日

7-8:4営業日

9-0:5営業日

 

例えば、RFCがTCF150629ABCであった場合、「9」が上記猶予期間数字に該当し、5営業日の猶予があることを示しています。

 

上記数字は会社の設立日に該当しますので、可能であれば設立日を猶予期間の長い日にち設定するのも良いかもしれません。

※RFCが「TCF150629ABC」の場合、2015年6月29日に会社が設立されたこととなります。