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為替差損益について

2017年04月24日 | メキシコの会計

こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの濱咲克心です。

今週は為替差損益について記載します。

 

質問)

会計データを見ていると、毎月為替の差益と差損が両方とも発生しています。外貨の影響で為替による変動が発生するのはわかるのですが、なぜ差益と差損が2つとも発生するのか教えてください。

 

 

回答)

まず、前提として、メキシコの会計処理において、外貨建金銭債権債務(ドルや円での現預金や売掛金、買掛金など)は全て、メキシコ中央銀行発行の為替レートを使用し、ペソに換算される必要があります。そして換算のタイミングは、適用日(計上日、月末日、決済日でそれぞれ換算)ごとですので、その都度、為替の影響を受けてしまいます。

 

例えば、先月と比べてペソ高だった場合、資産であるドル口座の現預金は、ペソが高くなったので利益(為替差益)が発生し、負債であるドル建ての買掛金や未払金は、ペソが高くなったので損失(為替差損)が発生します。

そして、純差額だけを計上するのではなく、差益、差損それぞれを計上する為、会計上、外貨建金銭債権、債務どちらも計上していれば、毎月どちらも発生することになります。

 


 

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