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USO CFDIとFacturaのコンセプトの矛盾について

2018年10月22日 | メキシコの税務

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの渡辺寛です。

今週はUSO CFDIとコンセプトの矛盾についてご紹介します。

 

 

質問)

弊社は、もう少しで工場の建設が完了するところです。

現在、電気設備を導入しており、この請求書(Factura)が、毎月1回で5回に分けて業者から送られてきます。この分は、固定資産に計上したいのですが、会計事務所からUSO CFDIに問題があり、それが出来ないと言われました。それは本当に正しいのでしょうか。

 

回答)

会計事務所がおっしゃられる様にUSO CFDIによって固定資産に計上することが出来ません。USO CFDIというのは、Facturaを受領する側の会計処理の名目を記載する必要があり、下記の様に11種類御座います。

 

G01 Adquisición de mercancias                 (商品の購入)

G02 Devoluciones, descuentos o bonificaciones (返品、割引、ボーナス)

G03 Gastos en general             (一般的な費用)

I01 Construcciones               (建設)

I02 Mobilario y equipo de oficina por inversiones(事務所の備品)

I04 Equipo de computo y accesorios       (コンピューター機器)

I05 Dados, troqueles, moldes, matrices y herramental(備品工具)

I06 Comunicaciones telefónicas           (電話通信)

I07 Comunicaciones satelitales           (衛生通信)

I08 Otra maquinaria y equipo            (その他備品)

上記のコードの頭の文字が、Gであれば費用、Iであれば固定資産となります。

今回、御社のご質問では、工場を設立中という事ですので、その工場が御社の固定資産に計上するのであれば、電気設備も固定資産に計上する必要が御座います。

但し、今回御社の会計事務所がおっしゃられております通り、USO CFDIがGのコード(費用)になっている可能性が御座います。

その場合、Factura作成された業者のミスになりますので、USO CFDIを変更したものを再発行して頂く必要がございます。

今回の場合、正しいUSO CFDIは、「I01  Construcciones」という事になります。

 

もしも工場が賃貸契約であった場合、その工場に関する電気設備のお支払いは、固定資産とすることはできないため、「G03 Gastos en general」が正しいUSO CFDIという事になります。

 

Facturaを作成する側の問題によって、時々コンセプトとUSO CFDIが矛盾する場合が御座います。

例えば、自動車を購入し、コンセプトは自動車であるにもかかわらず、USO CFDIでは、一般的な費用などにされている場合などです。

特に多いのは、今回のように工場やオフィスに関する電気設備や水道設備などに関してのFacturaでUSO CFDIが異なるケースになります。

何が正しいUSO CFDIなのかを理解し、Facturaを受領した際にチェックを行う必要が御座います。

 

株式会社東京コンサルティングファーム メキシコ拠点

渡辺寛

 

 

 

 

 

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

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