東京コンサルティンググループ・メキシコブログ

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基本給与と福利厚生について

2017年08月28日 | メキシコの労務

こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの田村彩紀です。

今週は、メキシコでの基本給与と福利厚生について記載をいたします。

 

 

質問)

 メキシコでは、基本給与額を下げることはできないと聞きましたが、それは本当でしょうか。

 

 

回答)

基本給与は、“労働契約(または雇用契約書)によって規定され、いかなる場合においても国家最低賃金制定委員会が決定する最低賃金を下回ることはできない(連邦労働法第94、96条より)”とされています。また、メキシコでは、減給も認められておらず、一度設定した基本給与を下げるということもできません。

 

手当・福利厚生に関して、法律では、最低限、付与されるべきものが定められており、《上限》の決まりはありません。そのため、職種や役職によって、手当・福利厚生の条件を変えることも可能となります。例えば、役職の高い方を採用するとなった場合、はじめから高い額を設定してしまうのは、企業側にとっては、リスクが伴います。 その理由は、メキシコでは、降給することができないためです。そこで、基本給与の設定を高くしないかわりに、手当・福利厚生の条件充実し、雇用条件に納得してもらうという方法があります。


 

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