東京コンサルティンググループ インド事業ブログ

毎週月曜日更新
インド駐在員から最新情報をお届けします。~グルガオン・バンガロール・チェンナイ・プネ・ムンバイ~

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インド人組織

2012年04月25日 | インドの労務
多くの日系企業が現地法人の現地化(インド人トップによるマネジメント)を目標としています。最初は日本人がトップとして入るが、将来はインド人によるマネジメントによって日本と同レベルの品質を提供できるようになることを課題としています。

当社はインド5拠点中、3拠点は日本人のみですが2拠点にはインド人スタッフと日本人スタッフがいます。マネジャークラスも当然います。当社はマネジャーを中心としたインド人スタッフによる組織に転換しようとしています。日本人はインド人組織の中の役割の一部として活動し、またインド人組織がうまく回るようにサポートします。

そのためには、日本本社が大事にしていること、理念やミッションを深く共有する必要があります。しかし文化の違いからなのか、年齢や経験の深さが関係しているからなのか、マネジャーこそ、理念を素直に受け入れ難いようです。またトップとしての自分の言動が部下にどのように影響を与えることになるのかを理解することが難しいようだと感じます。

まずは私たち日本人が彼らをマネジャーとして行動させる、その行動をチェックして指摘する、ということを継続して行う必要があります。

インド駐在員 仁井


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社内ルール

2012年04月24日 | インドの労務
インドで事務所を開きインド人を雇った場合、最低限の契約書だけでなくルールを設けたほうがいいでしょう。例えば会社の資産を貸与する場合などはもちろん、清掃のルールなど、改善すべきことがあれば仕組み化することが大事です。ルールを通してモラルを教えていくという意味もあります。

インド人は誠実にコツコツ仕事をする人が多いですが、お金のためならなんでもするというインド人もままいます。日本人の感覚では考えられないくらいです。インド人は相手をよく見ているため、モラル違反をしても大丈夫と思われたらルールを破っていきます。隙を与えないためにもルールをきちんと設けておく必要があるでしょう。

インド駐在員 仁井


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インドの生活環境について

2012年04月09日 | インドの投資環境・経済
インドに来られたことがある方は実感していることかと思いますが、インドは汚いです。ごみはいたるところに落ちていますし、コンクリート道路以外は舗装がないため砂埃が舞っています。たまに夜と明け方に異様なにおいがします。

一方で、デリー政府は“Green and Clean Delhi”という運動を打ち出しており、その看板を街の中で見ることができます。ごみを減らす、廃棄物は肥料に使うなど工夫すること、環境に配慮して物を燃やさない、公衆衛生などを目的としています。ある工業団地では工場から出る排水についてかなり厳しい検査を受けているとききました。

ですが、前述のとおりインドは汚さについて格別に鈍感だと思います。まず、ごみを平気で道路に捨てます。指摘したところ「みんなやってるから」となんでもないように言っていました。そのごみは路肩にたまっていきます。そして路肩はほとんど整備されていないため、砂埃とまじります。朝になると、掃除をしているのですが、砂埃の中のごみを集めているので砂が舞っています。また夜になると何かを燃やしているらしく生っぽい何とも言えないにおいが立ち込めるときがあります。そして通勤中の往復で立ちションベンをしている人を毎日10人は見ます。宗教上からなのか、ごみを平気で落とす、落ちたものは拾わない(自分の役割ではない)というのが当たり前のようです。

インドは国際的な視点でビジネスをしていく必要があるわけですから、“Green and Clean Delhi”をみんなが意識できるように指摘していかなければなりません。

インド駐在員 仁井


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個人所得税について

2012年04月06日 | インドの税務
こんにちは、
インド・バンガロール駐在員の山本です。

いよいよ、2012年4月1日より2012年度が新たにスタートしました。これから、2011年度の年度末申告や監査業務や確定申告など各企業様では慌ただしく進められているかと思います。その中でも個人所得税ついて本日はお話をしたいと思います。

インドでは、個人所得税の課税対象範囲は「居住者」「非居住者」によって取り扱いが違います。さらに「居住者」は細分化されて「通常の居住者」と「非通常の居住者」とで課税範囲が分かれています。「通常の居住者」の扱いとなれば全世界所得に対して課税対象となります。「非通常の居住者」でもインドでコントロールされていない所得も課税対象となるので、日本で受け取っている給与も課税所得の対象となります。

毎月7日までに給与より源泉徴収をする必要があります。給与所得以外の所得がある場合は予定納付を年3回の中間納付をする必要があります。そして、年度終了後にはトータルの所得を調整し、7月31日までに確定納付をする必要があります。

年間800,000Rs以上の所得がある場合、30.9%の実行税率が課せられるので、多くの企業が会社負担をして、従業員の手取り保証をしています。

以上

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インド人採用にあたり準備すべきこと

2012年04月02日 | インドの労務
インドで人を採用した際にすべきこととして、内容通知書、雇用契約書の作成、給与計算が挙げられます。これらは最低限必要なことです(就業規則もあったほうがベスト)。

それ以外にも、必須ではないけれど、社員が長く働き会社の求めるように働かせるために準備しておいた方がいいものについて挙げたいと思います。

インドでは宗教の影響からか、分業の意識が大変強いと感じます。営業は営業、経理は経理、など自分の分野しかやらないといった感じです。専門職のインド人に営業もするように、と指示しても営業に興味がなければまず受け入れられないでしょう。柔軟性がないように感じますが、その分言われたことはきちんとこなしますし、上下関係やレポートラインをしっかり守ります。

そこで、インド人スタッフに対して自分のポジションや与えられた役割、誰に報告を上げるべきなのかを明確に示すことが有効的です。役職表を作り定義を決め、組織図で報告ラインを明確にします。インド人社員が1人しかいない会社でも役職表を作成し、採用・入社の際に役割を明確に伝えるとお互いの誤解もなく、入社後に的確に指示ができます。

またインドは日本と違い成長を続けています。そのせいでインド人は毎年給与が上がって当然と考えています。今の実力と現給与が見合うか、ではなく、前年比何%アップかという基準で考えます。感覚での昇給ではなく、会社の求める役割に対してどれだけ達成できたのかという評価の結果の昇給にすることで、インド人スタッフに役割を果たさせることが可能です。またインド人はこのような体系だったことが好きなようです。ぜひ取り入れましょう。

インド駐在員 仁井


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