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GMS加盟国間の相互通行が可能になる

2018年06月05日 14時40分47秒 | カンボジアの投資環境・経済

皆様、こんにちは。

カンボジア駐在員安藤です。

 

6月より大メコン圏(GMS)加盟国間で相互通行が可能になりました。

今回は、それに関する話をさせていただきます。

 

2018年3月のGMS首脳会合で「アーリーハーベスト措置」の実施が合意され、「一時許可書類(TAD)」を携行する車両は、加盟国間で車両の乗り換え無しで、相互通行ができるようになりました。

(ミャンマーに関しては、2020年6月1日までに導入)

 

この措置は、加盟国間での越境交通円滑化を目指す「越境交通協定(CBTA, Cross Border Transportation Agreement)」の早期実施のため、一部の措置を前倒しで行うものです。2017年よりこの措置に関して議論され、2018年に実施が合意されました。

 

これまでは、CBTAの導入が遅延しているために、2・3カ国間で覚書を結び、相手国との車両相互進入を行われてきました。

それに対し、今回は、GMS加盟国は、「従来の2~3カ国間の覚書による越境交通ライセンスとは別に、新たに500台分の越境交通ライセンスを付与する」旨を明示しています。

相互通行可能な車両が、各国500台までTADを持っていることで、円滑に越境交通ができるようになります。

また、従来の2・3カ国間での越境交通ライセンスは、2020年6月1日に失効するとされております。

 

今回の協定により、国で500台までと制限がありますので、どこまで輸出入の自由ができるのかは、疑問が残ります。しかし、カンボジアは、輸入品に非常に頼っている国ですので、より安価な商品が輸入できるようになるなど、今後期待はできるのではないでしょうか。

 

今週は、以上とさせていただきます。

お読みいただき、ありがとうございます。

皆さまのカンボジア進出のサポートとなれば幸いです。

 

安藤 朋美

 


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