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法定代理人について

2017年12月14日 | ブラジルの法務

こんにちは。

東京コンサルティングファームブラジルの濱咲克心です。

今週は法定代理人について記載します。

 

質問)

法定代理人とは誰がなることができて、具体的に何をするのでしょうか。

 

回答)

ブラジルに法人を設立する場合、現地居住権を持っている者を「法定代理人(Legal Representative)」として必ず登録しなくてはなりません。日系企業が法人を設立する際は、現地の設立代行業者や、現地業務執行者の方を代理人に選定して、法人の設立を行う場合が殆どです。外国人(例えば、ブラジル現地へ赴任する駐在員)でも、永住ビザを保有していれば法定代理人として登録することが可能なため、多くの日系企業は、駐在員が赴任後に永住ビザを取得し、法定代理人となる場合が多いようです。

 

実際の法人設立を委託するにあたっては、法定代理人に対して法人設立に関する一切の権限を委任する旨の設立委任状を作成します。法定代理人はその委任状をもとに法人設立の為の書類作成や当局への申請を行います。設立委任状の一般的記載事項は、出資者に関する情報、法定代理人に関する情報、法定代理人の職務範囲と委任事項、法定代理人の責任範囲となります。

 

外国法人、外国人が出資者となる場合は、ブラジルでの出資者代理である法定代理人がLegal Representativeとして定款に記載され、委任状に記載のある職務範囲において活動を行います。同一人物によるLegal Representativeの兼任が可能なため、出資者2者共に同一人物を選任することが可能です。


 

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