TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

 4本千鳥格子が出来ました

2021年04月05日 | Oguraさんの作品

先に織り上げた8枚綜絖の千鳥格子の残り糸を使って

次の作品を4本千鳥格子で織ろうと決めたが

残りの糸量を計算すると足りるか足りないかスレスレの量なのだ。

 

 

私の計算では足りるのだが、織り密度によれば足りなくなる可能性も、

「織れるから打ち込みを調整しながら織りましょう」

と、言うことでスタートした作品が見事に織り上がった。

 

織物の糸が足りなくなる事は良くあることだ、

足りない時はどうするかが今回の大きな課題となったが

糸量が足りてしまった。

房作りは何にしようか、

まだまだ挑戦は続く、

 


私は手紡ぎの修業に入る

2021年04月05日 | Otaさんの作品

今日から木綿の手紡ぎを始めた人がいる

西尾市から通うOotaさん

「私も紡げるようになりたい」

Ootaさんは歴女である

だから江戸時代からの技である木綿の手紡ぎをやらなければ!

いよいよ始まった手紡ぎであるが

手紡ぎで糸ができれば良いのではない

糸は織られてこの世に誕生した意味がある

「太かったり細かったりして上手く出来ないわ」

それが良いじゃないか、

「でも使える糸にしなければ」

江戸時代のコットンの手紡ぎなんて日常の当たり前の事で

無くてはならない商いでもあったのだ。

まず、基本が出来て、それから崩せるまでの基本を学べ!

と師匠の檄が飛び続ける教室であった。

技法は技ではない、

人類が生き続けてきた証の一つである手紡ぎを学ぶOotaさん

がんばれ!

 


 今朝は強風の中で青空店舗の開店でした

2021年04月05日 | 教育 織物 体験教室

昨日は雨だった

今朝は強風の中での店開きだった。

「タープは風に煽られて立てるのは危険だわ」

と言う意見でタープドームは無しの青空店舗となった。

観光客用の椅子も飛ぶ、商品も飛ぶ、体験用糸も飛ぶ、

コロナには換気は大切だがこれなら文句は無かろう!

午後になると風も収まり絶好の日和となった

三河木綿の手織体験のお客様のご来店で賑やかな青空店となった。

「いらっしゃいませー!」

「三河木綿の手織体験をしたいんです」

とお二人のお嬢様が手織体験の申し込みです

ひろーい竣成苑の芝生の向こうに三河湾に浮かぶ竹島を望みながら

三河木綿の手織体験です。

「こんなところで手織をするなんて凄いわ」

名古屋からのお客様でご一家でご旅行だそうです

お好きなカラー糸を選んで手織が始まりました。

スタッフから織物の原理と織機の操作を学びながら

手織が進んでいきます

太陽の光を浴びて、海風に吹かれ、機を織る

大自然の中での作業はどうですか

「楽しいです」

と嬉しいお返事をいただき一安心です

綺麗なコースターが姿を表して来ました。

織っているお嬢様も見守るご家族も

言葉もなく懸命な作業が続きます。

お母様も一生懸命応援しています

「綺麗に織れてるわ、頑張って!」

「もう少しよ」

そして、最後の難関の房作りも難なくこなして

コースターが完成しました。

竹島をバックに自ら織り上げたコースターを掲げて記念撮影です

潮騒を聴きながら大自然の中で楽しい手織体験でした。

「おめでとうございます!」