静かな竹島と海を眺めながらの1日
織物の糸の準備をする人も
織り続ける人も
「今日は寒いね」
が挨拶の、この気候は何かおかしい
今日は5月10日、初夏なのにマフラーをしてコートを着る、
こんな気候の年が２６年前にあった気がする、
あの寒い夏だった。
確かに初夏に異常な暑さだったが
オホーツク気団が居座ったまま寒い梅雨の年であった。
上の写真を見ても羊毛に見えてしまうのは
環境のいたす悪戯で 実はコットンである
今日は暖かくなるはずが外は季節風が吹いている
「炬燵を入れようか」
と奥から声がした。
ゴールデンウィークのあの雑踏を思うと信じられない今日の竹島
秋でもないのに誰もいない海でした。
人の居ない風景を見ていると
まるで絵画のような竹島を見た。
今日は市内の西浦小学校で綿の種を植えました。
蒲郡市の伝統的産業である三河木綿を授業に取り入れ、
今日は小学校の子供達が 種を植えました。
やがて芽が出て、花が咲き、綿花を採集して、
秋には棉から糸を紡ぎ、生徒全員が15台の織機を使って
三河木綿のコースターに織り込む年間を通した授業が始まった。
種を植える作業と同時に手織場のメンバーによる
綿繰り機で綿を取り、出来た綿を糸に紡ぐ作業を体験しました。
これから冬までの６ヶ月の期間を通じた授業です。
”どうぞ花が咲き良い綿が実りますように”
と心を込めて種を植える子供達の熱い思いが通じて
綺麗な花が咲き、やわらかな綿が実り、
きっと素晴らしい織物が出来ることでしょう。
