花眼の旅人

速足の旅人から花眼の旅人へ

西郷南洲翁遺訓

2006-11-21 13:46:28 | Weblog
節義廉恥を失いて国を維持するの道、決して有らず。
西洋各国同然なり。
上に立つ者、下に臨んで、
利を争い義を忘るる時は、
下皆これに倣い、
人心たちまち財利に走る。
        第十六項より


格差病社会(日本人の心理構造):加藤諦三 著

2006-11-14 07:54:15 | Weblog
どうしてだろうこのむなしさは・・・・

今の社会面の記事:
       いじめ
       子供の自殺
       校長の自殺
       裏金着服
       集団的流用
       警察官の強盗
       県知事の犯罪
       県知事の自殺
       市役所職員の飲酒運転・事故
       市役所職員の不正勤務・長期欠勤
       振り込み詐欺
       身に覚えの無い架空請求
       我が子を殺す親
       親を殺す子供
       我が家に火を付ける子供
       ・・・・・その他たくさん。

石原都知事の職権乱用、私物化は本当に失望した。

日本人としての倫理観、武士道があれば・・・と思う。

どうしてなくなったのであろう。

個性、個性と強調し子供の全ての行動を褒めそやし決して勉強だけではないと
勉強しない子を正当化し、我が子だけはと過保護、溺愛された子供達が今、
人の親になっている。      

先ずは家庭での躾けは人間日本人としての倫理。
それに男は男らしく、女は女らしく心としての武士道を教える。

その上で学校では社会、集団生活の心得を基本に一人の人間としての
生きていく為の知恵を養う為の勉強を徹底する。


よみうり寸評;「卑怯を憎む心」

藤原 正彦教授

「嫌われ松子の一生」 の如くホームレスを殺害する少年団。
卑怯極まりない。(市中引き回しの上、打ち首にてさらし首に匹敵する。)

男は 「卑怯」 と言われることを一番の恥とする。

これは日本の持つ良き文化 「恥の文化」 である。

すっかり無くなってしまった。