花眼の旅人

速足の旅人から花眼の旅人へ

日はまた昇る

2006-02-27 06:03:55 | Weblog
「日はまた昇る」を読んだ。
著者は「日はまた沈む」で日本のバブル崩壊を予言した
英国「エコノミスト」誌の編集長ビル・エモット氏。(先日退任のニュース)

つまり、バブル崩壊して15年、ひそかに進行する革命。

2005年9月11日に小泉首相が郵政民営化一本に絞って大勝利を
収めるのを見て日本国民は改革を本気で考えていると確信する。

すでに企業の過剰解消も終盤にさし掛かり、徐々に日がまた昇っているとの事。
実績のある人の意見でもあり嬉しいですなー。

しかし、経済的インセンティブが改善され政治家が急激な増税で
マクロ経済政策を混乱させなければという一言もついております。

頼みますよ!政治家の皆さん。

それにしても格差拡大はどーにかならんもんじゃろか!
                                   2度寝

ところでこの本の表紙の写真は足柄の金時山から見た富士山の夕日では
ないかなぁ?            
勘違いかなー。
だとすると山崎豊子じゃないけど「沈む太陽」じゃないのー?
                 あ~こわ          

拝啓 池波正太郎様

2006-02-22 21:17:51 | Weblog
誠に失礼ながら、こよなく尊敬申し上げている次第でございます。

奥様とお母様との同居しはじめに
開口一番、お二人相手に恫喝!

いや、当然いく先々を計算、いや推測されただけで
ちゃぶ台をひっくり返すまでの演技のできる御方。

奥様には料理上手に。お母様にはこれからの主は私だと宣言。
そうすることによって嫁と姑が共同戦線を張る!
敵は正太郎一人だ・・ってな具合。
そして嫁姑家庭円満!!

なんと頭脳明晰にてやさしい方なのか。
私には到底出来得る業でもなく
ただただ人間としての奥深さを感じ入るのみで御座います。

そして、そのやさしさと奥の深さを作品の中で知っていくことになるのです。
  (・・・・・晩酌量が過ぎると池波正太郎の世界へ)

株①

2006-02-20 06:27:28 | Weblog
株も人生もつまるところ照降町だ。

昔、日本橋に履物屋の隣に傘屋さんが並んでいて
晴れると履物問屋が喜び、雨が降ると傘問屋が喜ぶところから
そこの一帯を照降町とよんだそうな・・・   ほんとかな?

笑う人の隣には泣く人がいるという    
 
       あぁ・・・同感、同感!

と思われた御仁!  「カブどっと混む」となれば「いいトレード」ですな!

                  ・・・失礼しました。
                            

60’年代ポップス①

2006-02-17 21:59:01 | Weblog
小学生の頃からリッキーネルソンやらコニーフランシスやらに熱中しておりました。

今でも恥ずかしながら、我が家のBGMで60~70年代の欧米ポップスを四六時中流しまくっておるのであります。

やはり、いいですなぁ~。この頃の歌は。
心が休まります。
そして周りの家族も心なしかリズムをとってるような気がするんですーこれが。

最近っていうか久しくテレビでは海外のドラマ番組を扱わないですから
アンディウィリアムショーとか歌番組も
もうすっかり頭の中から消え失せていますよね。

あの当時、狭い日本の中でのネタばかりではなく異文化そのものを
お茶の間であこがれの夢見心地で見ていたもんですよね。

懐かしき古き良き時代!

国民を元気付ける美空ひばりの歌からアーリーアメリカン、青春歌謡まで
玉石混交とも言うべき文化を吸収していった時代。
みんないいテンションしていましたね。
三丁目の夕日ですなー。スタンドバイミーだ。

平凡だけど・・

2006-02-16 21:08:22 | Weblog
平凡だが丁寧に生きる。

せめて一度は心の趣くままに生きて
いつか死ぬときがきたら思い返して笑いたい。
               乙川優三郎「冬の標」より、


表現は味があって大人しいですが誰しもが願いたい生き方ですな。
結構思い切った、しかもやりたい事がしっかり見えているっていうか・・
だから丁寧に生きられるのか・・

思うにこんな人がこの世の中一杯いますなー
ほとほと感心する次第、いや毎日。

この小生も是非そうしたいのであります!