流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

農林水産祭展示用 水力発電の仕組み展示品 手作りで完成

2010年10月21日 | ビジネス

大分県農林水産祭に展示される「水力発電の仕組み」を説明する展示品が今日完成しました。

この展示品は、弊社のスタッフ2人が非常に頑張って次の写真のように大変親しみやすい手作り展示品として完成しています。

20101021

水車発電機は本物の超小型タービンを水車発電機としてアレンジしたものです。

上水槽からの圧力水は透明チューブを通って水車発電機に供給されます。

水車発電機で発生した電気はいったん発電機盤に入り整えられてから電線を通じて近くのハウスに送られ、電気を有効に使います。

農業用水路の段差などの落差を利用した水力発電の仕組み展示品なので、上側の水路から下側の水路の間は田んぼがあり、そこに管路を引っ張っていくというのが一般的な農業用水路をそのまま利用できる小型水力発電の利点となります。

23日(土)と24日(日)に大分県別府市の別府公園での農林水産祭に展示してありますので御興味のあるかたは、ご覧頂ければ幸いです。


バイクモデリング リアタイヤ廻り 途中

2010年10月20日 | ビジネス

3次元CADを使う手作業でのスケッチによるリバースエンジニアリングの基本的な練習として、バイクプラモを対象とした作業はスタッフに続けてもらっていますが、今回はリアタイヤ廻りを少しご覧頂ければと思います。

Bikerearsmall

スイングアーム、ディスクブレーキ、チエーン伝動部、リアタイヤという構成となっています。

まだ今回も全体寸法を先に作ってしまうことを優先していますので、細かい部分の再現性はこれからというところです。

このプラモスケッチ作業シリーズも現在は航空機関係に入りましたので、次はそれらのスケッチ成果をお見せしたいと思っています。

具体的な形に3次元CAD内で形を作り上げることは、ある機械について良く知らない場合、もっとも早く全体構造を理解・構築出来るようになる方法であると思います。

自分も色々とそれら対象が相当にありますのでスケッチモデリングを行いたいのですが、なかなか時間が取れない現状ではあります。

しかしそんなことを言いながらも、やはり複雑なメカは大変好きなんだと自覚しています。


大分県農林水産祭に出す展示用簡易水力タービン

2010年10月19日 | ビジネス

今週末に大分県農林水産祭が県指導の元に別府市の公園で開かれますが、その展示用に簡単な水力発電の仕組みを説明する展示品を今手作りで製作中です。

その展示品のなかの水力タービン部を今日は自分の手作りで次の写真のように作ってみました。

Photo

この展示用水力タービンの羽根部は本物の実験用です。

それの軸受け部分も実際のものですが、今回ペットボトルを利用して水の入口部分をペットボトルの飲み口で造り、さらに回転する羽根を覆っている透明の部分もペットボトルを利用して回転するタービン羽根が見えるようにしています。

ちょっと簡素過ぎて少し恥ずかしいですが、なんとか展示の目的は理解して頂けるよう展示全体を良くしていきたいです。

展示全体が出来上がりましたら、またこのブログに載せてみます。

カッコイイと思うかカッコ悪いと思うかは、あなた次第です。

ぜひ皆様に見て頂きたいと思います。


高速遠心型ブロワ又はコンプレッサーの設計必要性

2010年10月18日 | ビジネス

最近のターボ機械は小型高速化が急速に進んできており、それを満たす為の要素技術も例えば数万RPM以上の高速回転永久磁石式モーター技術、それを駆動する高周波インバーター技術、自己動圧高速軸受けや磁気軸受けなどの技術、インペラを素材から高速高精度に削り出す5軸加工技術、などがそれを支えています。

それらの技術を利用した遠心型や斜流型のターボ型高速回転ブロワ、コンプレッサー、ポンプなどがこれまでは容積型などの他の方式のものをターボ型にて置き換えることが出来てきています。

特に、インバーターによる高速回転制御技術は非常な省エネを運転時に実現しますので、現在のニーズにぴったりとなります。

またターボ機械の回転羽根は非接触で運転されますから、摩耗などによるメンテナンスの頻度が少なくなり、ほぼメンテナンスフリーで年間運転も視野に入れられます。

以上のような最近の流れに沿って設計をしたのが次の図の高速回転ブロワ(コンプレッサーの領域まで行っていますが)となります。

Highspeedblowerrealviewpic02

省エネを可能とする可変インレットガイドベーン、5軸加工削り出し高効率インペラ、高性能渦巻きケーシング、高速回転用軸受け、永久磁石式高効率高速モーター、などで構成されます。

これに更にディフューザーに可変ディフューザーベーンが組み合わされれば、ほぼ完璧でしょう。

そのタイプを次は御紹介しようと思います。


デュアルディスプレイ化の完成 5人分 自分はトリプルで合計6人分マルチディスプレイ化

2010年10月17日 | ビジネス

先日自分は以前からの念願であったトリプルディスプレイ化を行いました。

それで今回は、スタッフ全員のデュアルディスプレイ化を完成しました。

次の写真が3人分のデュアルディスプレイとなります。

Photo

ディスプレイのサイズは、手前が25インチデュアル、真ん中が24インチデュアル、そして奥が25インチデュアルとなります。

次の写真は、2人分のデュアルディスプレイです。

一番奥は、自分のトリプルディスプレイが写っています。

Photo_2

手前のデュアルが24インチ、真ん中がこれだけ白い24インチデュアル、奥が自分のトリプルです。

以上で、全部で5人分のデュアルディスプレイ+自分のトリプルディスプレイが弊社のマルチディスプレイ全6人分の姿です。

とにかく最先端の機器環境を整えるのが自分の役目と思っていますので、これからもガンガンにCTUのような最先端コントロール及び分析ルームのようにしていきます。

ま、趣味ということで・・・・・


小型ターボファンエンジンの概念計画

2010年10月16日 | ビジネス

かなり小型のターボファンエンジンの概念設計を次の図のように行ってみました。

Turbofanplan20101016jpeg

ターボファンの構成としては、ガス発生機部分とファン駆動部に分けられます。

ガス発生機部分は、2段軸流+遠心1段のコンプレッサーにより高圧空気を造り、それをリターン型燃焼機で燃焼させてコンプレッサーを駆動するラジアルタービンを回転させます。

このガス発生機を出たガスをファン駆動部の軸流単段ガスタービンに導きタービンを駆動するとそれにより軸流ファンを回転させて推力を発生します。

この軸流ファンは、ボス側が斜流ファンのように斜めになっていますので、ボス側の遠心効果も回転時に空気に付加されます。

これの推力を想定するならば、150~200Kgぐらいとなるでしょうか。

おおまなか全体構成を決める概念計画なので、詳細な計算をすればかなり違う全体形状になろうかと思います。

まず遠心コンプレッサーとラジアルタービン関係の概略計算から始めてみましょう。


エコテクノフェア2010 最終日 西日本総合展示場にて

2010年10月15日 | ビジネス

今日はエコテクノフェア2010最終日でした。

今日の展示の様子は次の写真です。

Ecotechfea2010

今日も昨日までとは変わりない展示内容ですが、展示説明スタッフは毎日交代でした。

みんな常日頃から設計・解析など多数行ってもらっていますから、展示内容は熟知しており、ターボ機械のプロでもあります。

今日もこのブログを見て頂いているお客様が何組かブースに来ていただき、詳しくこのブログの内容をご存じのことに、自分としては大変に感激をした次第です。

いつも本ブログをご覧頂き、大変にありがとうございます。

最後の片付けも迅速に終了することが出来、あっという間の4日間という感想を持っています。

これからしばらくは事務所にこもる仕事へ集中することとなりますが、今回の経験による新しい方向性へ踏み出すこととなるでしょう。


エコテクノフェア2010 中日 西日本総合展示場にて

2010年10月14日 | ビジネス

今日は、西日本総合展示場で行われているエコテクノフェア2010の中日でした。

昨日とあまり変化はありませんが、今日も展示の様子をご覧ください。

Photo

今日は展示のディスプレイにターボ機械設計ソフトウェア各種の表示を行っています。

今日このブースに来ていただいたお客様では、昔大変にお世話になった九州工業大学の先生がお声をかけていただき、大変うれしく思いました。

明日は展示会最終日、最後まで頑張ります。


エコテクノフェア2010 初日 西日本総合展示場にて

2010年10月13日 | ビジネス

今日は、エコテクノフェア2010の初日となりました。

その様子が次の写真です。

1013

仕事の種類ごとの簡素なパネル展示と設計ツールソフトウェアなどの様子を見ていただくディスプレイ画面、実際の各種ターボ機械の羽根、そしてこれも簡素ではありますがパンフレットなど、用意いたしました。

今日は予想していましたよりもたくさんのお客様が弊社ブースにお寄り頂き、今後の仕事の範囲を広げるお話しまでも頂いたりしましたので、大変に良い展示初日となりました。

展示場には片道3時間近くかけて車で通いますので、少々帰りの運転が疲れますが、皆様に興味をお持ちいただいているのは励みとなります。

明日は展示中日となりますが、またよろしくお願いいたします。


エコテクノフェア2010 西日本総合展示場での展示準備

2010年10月12日 | ビジネス

今日は福岡県小倉駅のすぐ横にある西日本総合展示場での「エコテクノフェア2010」での展示の為の準備に行ってきました。



この「エコテクフェア2010」は、九州を中心とした環境・エネルギーなどに関係する企業が展示を行う展示会です。



そこに当社では、次の写真のような少々簡素な展示を行います。



Photo



現在弊社が行っている、水力発電装置や温泉熱発電装置、マントル掘削用ターボドリル開発、省エネ高効率ポンプ・ファン・ブロワ設計、熱流体解析業務などの簡単な説明パネルを貼り付け、それ以外は会社にあった羽根など何種類か、そして設計業務はどのようなものなのかを見て頂くディスプレイなどとなっています。



Photo_2



机の上の展示品も非常に簡素なものです。



パンフもカラーレーザーで刷ったもので、少々手を抜き過ぎかもしれないなーと小反省です。



ただディスプレイで開発設計の様子を見て頂けるのは、少し興味をお持ち頂けるかもしれません。



明日も早朝から大分から小倉まで片道2時間半かけて参りますが、頑張って行ってきます。



ご興味のある方は、一応15日(金)まで行っておりますので、宜しかったらどうぞ。