流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

風車ブレード内部補強構造の検討

2009年02月08日 | 再生可能エネルギー発電タービン

現在進めている1500KW風力発電機構造設計例作成作業において、先日は風車3次元流れ解析を行ないタービン性能や流体力などを計算しました。

Smallbladepic04 そこで今日は、風車ブレードの内部が空洞となり、その内部に補強材を縦横に配置する作業をやってみています。

これは翼強度を保つ設計の基礎として行いますが、まず左図のようなかなり小型の風車ブレードを作成しました。

Smallbladepic06 内部が空洞のブレードに重なるように左図のごとく、縦横に補強材をブレードからはみ出す様に入れています。

このブレードからはみ出している補強材の部分は、ソリッドワークスのサーフェースカット機能を使用してトリムカットしました。

Smallbladepic07その結果、左図のようにブレード内部空洞部に補強材が入りましたので、後はこのブレードを使って流体力と自重などに対しての構造強度解析を行なうこととなります。

それについての結果は、また報告致します。

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