高圧を出せて小流量の遠心2段型メタンポンプの設計と性能流体解析です。
次図が2段遠心メタンポンプの流体形状モデルとなります。
1段目と2段目は直径の異なる遠心型インペラとなっていて、低比速度タイプと呼ばれる小流量で高圧のポンプ形式です。
次のような性能流体解析により、このポンプの性能は、
昇圧27気圧、流量毎秒7.7kg/s、ポンプ軸動力75kw、ポンプ回転数22000rpmとなります。
メタン液体を27気圧も昇圧出来るので、産業用高圧LNGポンプとしての用途を満たす性能を持っています。
今後は、1段目遠心インペラの前に吸い込みインデューサーを付ける設計変更を行い、吸い込みキャビテーションに対応します。
<今日の流れ>
今日は設計検討作業が中心です。
<弊社の就業時間>
株式会社ターボブレードの就業時間は月曜日から金曜日まで午前9時から午後4時までとなっています。
基本的に残業はありませんので、よって午後4時以降はお電話に出られないことが多くなります。