流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

簡易型エアタービン解析結果図

2010年10月02日 | 流体解析シミュレーション

羽根形状を製作し易いように簡易な形状とした、簡易型エアタービンの運転解析結果を載せてみます。

最初の図は、静翼と動翼部分をズームして見たものです。

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次は斜めから見た全体図です。

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最後は、ある円筒面上での速度分布とベクトル表示となります。

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このような簡易形状の羽根を持つエアタービンでもなかなかの高速回転数と動力を発生することは出来ます。

逆にこのタービンの高速回転を使い易い低速回転に変換する減速機構が大変手間がかかります。

このエアタービンは、空気機械のエア通路の中で動力を局部的に発生する必要のある場合は、電気モータに比較して軽量大馬力となるので、有効な仕事をするでしょう。

よって色々な家電製品の中での使用用途を開拓しながら設計していくこととなります。

今後もこれらの設計及び解析実績を使って、たくさんの客先からの開発要求があるでしょう。