カバー曲2曲目は、岡晴夫さんの「東京の花売り娘」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-32843-4.html
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/20528/
終戦間もない昭和21年のヒット曲です。明るくソフトな旋律は「リンゴの唄」と並んで、戦争で傷ついた国民の心に開放感をもたらしたことでしょう。
「粋なジャンパーのアメリカ兵」の歌詞に時代が伺えますね。
岡晴夫さんの代表作では、Kiinaは「憧れのハワイ航路」も歌っていますね。
私は、どちらかというとそちらの曲の方がKiinaには合っていたように思います。
「東京の花売り娘」の優しくソフトなムードとKiina本来の強く張りのある声が必ずしも相性がピッタリというわけではない印象が。
この曲が街に流れ始めた頃、東京だけでなく日本中あちこち焼け跡だらけで荒廃していて、でも目をつぶれば広重描く月の下に美しい街並みが浮かんでくる。
そんな希望と癒しをもたらしてくれる曲だったんでしょうね。