湯川れい子先生のインタビュー記事が、25日発売の「クロワッサン6月10日号」に掲載されています。
https://croissant-online.jp/health/192893/
とても良い記事でした。Kiinaの復帰の日を待ちわびる私たちのためにも、湯川先生にはずーっとお元気でいていただきたいです。
話は変わりますが、今朝のネットニュースでカンヌ映画祭に参加されている北野武監督がアメリカのマスコミの取材に応えて、日本の現在の芸能事務所のあり方に言及されていました。
話題になっているJ事務所に限らず、戦後の芸能事務所の成り立ちから、事務所とタレントの契約が公平な立場で結ばれていないことやタレントの収入が搾取されているだろうことは北野監督の発言を待つまでもなく、私も(どこの事務所とは言いませんが)「まるで昔の芸者さんの置き屋のようだ」と感じていました。
大昔に一度読んだきりなので記憶が曖昧なのですが、宮尾登美子さんの小説「陽暉楼」の中で、主人公の桃若の先輩芸者さんが雇い主のあまりにあこぎな仕打ちに「おかあさん、あんまりな…」と呟くシーンがあったのが何故か忘れられなくて、私は時々勝手にKiinaになり代わって「あんまりな…」と呟いておりました。
世界的に影響力を持っていらっしゃる北野監督が、公式の場で日本の旧態依然とした事務所とタレントの関係について発言された事の意味は大きいと思います。
Kiinaにも良い風が吹きますように。