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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆櫻〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬254

201228日、シングル作品「櫻」Aタイプとhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16554.html

「櫻」Bタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16555.html

がリリースされました。

Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=MEOVpFXY-iY

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/125353/

 

なかにし礼先生、平尾昌晃先生という巨匠お二方による、命の喪失と再生をテーマにした壮大なバラードです。

長良会長は2006年に奥様を亡くされ、その鎮魂の歌をとなかにし先生に依頼されていたと伺いました。

奥様はご結婚前「藤木の実」という芸名で映画女優をされていましたが、長良会長が水原弘さんのマネージメントを引き受けて事務所を興してからはスナックを経営してご家庭を守ったと伺いました。水原さんが亡くなった後も会長は多額の債務を肩代わりされていましたから、奥様にご苦労をかけたというお気持ちが会長にはあったのでしょう

優しい方で、Kiinaも「東京のお母さん」と慕っていたそうですね。

 

個人的にはそういった動機であっても、この曲は大切な人を亡くしたすべての人の寄り添おうとする作品です。

なかにし先生も平尾先生も「東日本大震災で亡くなられた方への追悼の作品。大切な家族や恋人の命を亡くした方々にこの歌を伝えたい」とおっしゃっていたそうですし、Kiinaは「頑張れ!と言わない応援の仕方もある。愛する人を永遠に忘れないという主人公のひたむきな愛が勇気や希望をくれると思う」とお話ししています。

Kiinaの歌声にその想いが込められているのが、しっかりと伝わってきます。

 

MVは月の下の満開の桜と薄い桜色のスーツで歌うKiina。そして一筋の涙。桜の花があれば、余計な演出は何も要らないのでしょう。

 

「櫻」発売の前日には、東京ドームのラクーアガーデンステージ(野外)でリリースイベントが開催されましたね。

私はその日どうしても仕事が休めなくて駆けつけられなかったのが、悔しくて悔しくて仕方なかった記憶が。

確か当日は雨が降ってきて、イベント主催者から全員に雨ガッパが配られたのではなかったでしょうか?

「櫻」はその後も写真や絵のコンクールなど様々な企画がありましたね。

個人的にも桜にちなんだグッズを集めるのがマイブームでした。陶芸家の友人に頼んで、桜のぐい呑みとお湯呑みを作って貰い、今でも愛用しています。

 

年末の話になりますが、この年の日本作詩大賞でなかにし先生は「櫻」で見事に大賞を受賞されました。先生にとっては「風の盆恋唄」以来2度めの大賞になりますが、レコード大賞を始めこれまで数々の輝かしい受賞歴をお持ちの先生が、この日の受賞をKiinaと一緒にとても喜んでいらしたのがテレビ画面からも伝わってきました。

Kiinaが年に2曲新曲を出した時は、その年の後半の勝負曲を紅白歌合戦で披露するのが通例になっていましたが(2008年は「きよしのズンドコ節」で大トリ)、この年は黒のスパンコールビッシリのタキシードで「櫻」を歌い上げました。

「櫻」は、Kiinaの歌手歴の中でも特別な存在になったと思います。

 

余談ですが、はっきりと「死」をテーマにしていたからでしょうか、あるKiinaのファンサイトでこの曲が「嫌い」と明言した書きこみを目にしました。

私はこの歌がとても好きだったので、何だか大切な絵にシミをつけられたような気持ちになりました。その一点のシミはどんなに時間が経っても消し去れません。

そのことがあってから、自分はKiinaの作品に対して否定的な言葉は決して使わないでいようと決めました。

 

コメント一覧

チャチャチャ
おはようございます。来ましたね。大大大好きな曲が、kiinaに引っ張られるきっかけとなった曲です。偶然にもAとB両方購入する事が出来ました。DVDでは出発と一緒に歌われることが多かったので櫻のカップリングだとは思いませんでした。嬉しかったです。なかにし礼先生に平尾昌晃先生、二人の大作ですよね。とねりこさんが初めて先生の昌を飛ばしたのがほほえましいです。いかに沢山の事を皆さんに伝えようと慌てて書かれていたのか、目に浮かびます。CDもDVDもいつ聴いても心を打たれます。kiinaも悲しい曲ですが大好きな曲だったように思います。なかにし礼先生の最後の曲の母もkiinaに書いて下さって先生から可愛がられていたのでしょうね。
とねりこさんからもいつも色んなお話が聞けて感謝感激です。有り難うございます。
ゆめ
久しぶりにお邪魔させて頂きます。
体調を崩しておりまして、久しくコメントできずに
いたのですが、とねりこさんのこのお部屋は
毎日、楽しみに覗かせて頂いていました…。

以前にも投稿したかもしれないですが
kiinaの曲の中でも、この「櫻」という楽曲は
私にとって、特に忘れ得ぬ一曲、いや
心の支えの曲なのです…。

まだ若かった主人と、母を相次いで数ヶ月で亡くし
涙にくれていた一番苦しい時に
この曲が流れてきて
歌詞、メロディに励まされ
負けててはいけない!頑張って生きていこうと
元気と勇気を頂いたのです。

一度だけ、kiinaと握手させて頂いた時に
この事の感謝を短く伝えると
「ありがとう!自分の曲で
元気になられて嬉しい、これからも
頑張って❗️」

と、言って下さいました。
ホントに心優しいkiinaです💧
長々とすみません。kiinaとの再来を希望に
また、体調を取り戻せるよう頑張ります。

とねりこさん、素敵なお部屋
いつもありがとうございます😊
藪つばき
おはようございます。今日の味わい尽くす~は、「桜」でしたね。私も大好きな一曲です。
記事の中にあった、この曲が嫌いと明言されたということ、一ファンの極主観的な言葉だったと思いますが、あまりにも自分の好みをストレートに表した言葉でしたね。物事のひとつひとつをとても大切にされるとねりこさんですから、その言葉がひとつの小さなシミとして心の中に残っているのですね。私たちにとっても、言葉には気を付けなければと気付かされるお話しでした。
kiinaさんにとってもファンにとっても、「桜」は数多いオリジナル曲の中でも特別な曲となりましたね。
個人的には、長良会長の奥様の鎮魂のために作られた歌だったとのことですが、とねりこさんのおっしゃるように、大切な人を亡くされたすべての人に寄り添おうとする、この先も永遠に歌われ、聴かれ続けるような壮大な名曲となりましたね。
なかにし礼先生には、この「桜」とか先生の最後の曲となった「母」とかを作って頂いていて、なんかkiinaさんとの特別な縁、絆を感じます。

紅白の時の黒のタキシードで歌われた姿、見たかったです。
せり
おはようございます。「櫻」なかにし・平尾、両巨匠による名曲ですね。会長さんがということもありkiinaにとっても大切な作品だと思います。先生には遺作になる「母」とともに素晴らしい作品を頂きました。そして先生はkiinaの才能をとても高く評価して下さりそのことがファンとしてとてもうれしかったです。そういえば私も桜グッズを集めたのを思い出しました。「面影の都」の時にはひまわりグッズとkiina関連にはいろいろ思い出があります。そしてkiinaの沢山の曲、ファンにとっても好みは様々でしょう。ご自分にとっては苦手でもどなたかにとっては大切な曲かもしれません、配慮があってほしいなと感じました。
サファイア
私も、この曲好きです。 特に ♪ぼくを抱きしめる あなたの幻♪ の所が、何とも言えずに好きです(^^)。

>私はその日どうしても仕事が休めなくて(中略)、悔しくて悔しくて仕方なかった記憶が。
それはお悔しいですよね、わかります。 でも別の面から言うと、「仕事に対して責任感がお有りになる」と言えるのではないでしょうか。 そんなご自身に、誇りを持って下さい。

>何だか大切な絵にシミをつけられたような気持ちに。(中略)どんなに時間が経っても消し去れません。
「人それぞれ」と頭ではわかってても、心では受け入れられないですよね。これもわかります。 でも、私はこのシミを無理にとる事はないと思います。 そのままにしておいて、何かの拍子で思い出してしまったら、何か別の事をされるとよろしいかと(身体を動かす事だとなおよろしいかと)。

>自分はKiinaの作品に対して否定的な言葉は決して使わないでいようと決めました。
その結論に達した事、ご立派です。


――年下で、なおかつkiinaに興味を持ち始めたのが4年半前程度の(とねりこさんにとっては)新参者が偉そうに申し上げて、すみませんでした。 でも、上記の事は私が普段から心がけてる事なので、偉そうかと思いながらも、申し上げようと思いました(私も上記が完璧に出来てるかと言えば、そうでもありません(汗)。日々精進です)。 失礼しました。
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