センター試験が終わりました。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。また、激励に会場に出向いたであろう各高校の先生方も寒い中、飴やチョコレートを配ったりしたことと思います。こちらもご苦労様でした。
県内の進学校は、本日、1・2年生に、センター試験の問題を解かせているのではないでしょうか。たぶん、英・数・国の3教科で行っているのではないかと思います。
かつて、上田高校に教頭として勤務している時には、そうでしたから。上田高校では、「センター・チャレンジ」という名前がついていました。
センター試験を受けた3年生は、今日の午前中に自己採点を行い、その結果をもとに、今後、志望校を決めていくことになろうかと思います。自分の得点だけでなく、他者との比較の中で、志望校を絞り込むこともありますので、どこの大学に出願するかはなかなか難しい問題ですね。
私自身も、担任の時には、業者の説明会に出かけたり、校内での検討会を行ったり、インターネットで調べたり、さまざまなことをした記憶があります。
県内の受験生の皆さんの二次試験に向けての健闘を祈ります。
本校の今年の場合、出願していた生徒たちが推薦入試で自分の希望する学校に合格しましたので、結果、センター試験を踏まえての出願はありません。
私自身は、センター試験以前に実施されていた共通1次試験が実施される前の世代になります。
しかし、高校時代に共通1次のプレテストを受けたことはあります。確か、高校の進路の先生に、「受けてみたら」といわれて、信州大学の松本キャンパスで受けたのだと思います。
当時、国立大学は、1期校と2期校に分かれていて、1期校が3月上旬に試験があり、2期校は、1期校の合格発表後、3月中旬に試験があったと記憶しています。東大などの旧帝大などが1期校でした。地元の信州大学は2期校でしたね。この校長日記を執筆しながら、はるか昔のことを思い出しました。
その時代は、国立大学の試験が3月上旬ということでしたので、今より、試験勉強をするのに余裕がありました。今と比べて約2カ月さらに勉強できますから。そういえば、文化祭も夏休み後に行っていましたね。
校内では、朝、生徒会の執行部の皆さんが顧問の中澤先生と一緒に、週はじめ恒例の「挨拶運動」を行っていました。寒い中、ありがとうございます。
お昼休みに、一般社団法人洸楓座代表で千葉大学の佐藤先生が来校されました。
12月22日に沓掛テラスで開催した、「しゃべり場@軽井沢」に私が出席したことなどへのお礼に来校されたとのことでした。
次回の会議も考えられているとのこと。案内ができたら、いただくことになっています。
佐藤先生は、これからの教育のあり方について、重要なことを話してくださいました。
大学教育についての話でしたが、「目先の数字ばかりに目を奪われるのではなくて、もっと先のことを見据えた教育が必要ではないか」といった趣旨でした。
これって、高校も同じですよね。
「何を、どのように教えるか」、こういった議論が必要ということでしょうか。
軽高生たちに、どのような教育をしていったらいいのか、生徒・保護者アンケートの集計を近頃見ましたので、そのことと今回のお話をあわせて、思うところがあったわけです。
「こんなことをしたい」という漠然としたイメージはありますが、具体的なイメージがまだわいてきません。