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 今となっては2週間ほど前のことですが、巷で話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を購入しました。

 本機はファミコンを60%にスケールダウンして、30本のゲームを内臓したもの。任天堂のゲームが多いのは当然としても、ナムコやコナミ、カプコンなど他メーカーのゲームも収録されていて、割と名作ぞろいといいますか、結構ツボを押さえたセレクションになっています(アトランチスの謎が入っていますが、他のゲームが粒ぞろいなので、ご愛嬌と言っても許される範囲でしょうね)。
 各ゲームごとに4箇所のセーブスロットがあるので、難易度の高いゲームでも何とかクリアしていけそうです。

 定価が税抜き\5,980 なので、ゲーム1本当たり\200 という計算になります。30本もあると、要らないゲームも混ざっていたりしますけど、バーチャルコンソールで購入すると1本\500 くらいなので(実際、収録されているゲームのほとんどはバーチャルコンソールでも購入できます)、欲しいゲームの本数12本というのが、損益分岐点になるのかもしれません。他にレトロゲームをプレイする環境がない人なら、また変わってくるでしょうけど。あと、現在は入手困難になっていて、ネットでは無駄に値段が跳ね上がっているのも問題ですね。
 ちなみに私は、是非とも欲しかったゲームが6本(ゼルダの伝説、ソロモンの鍵、悪魔城ドラキュラ、リンクの冒険、ファイナルファンタジーIII、星のカービィ 夢の泉の物語)、あったら嬉しいゲームが11本(エキサイトバイク、ギャラガ、バルーンファイト、アイスクライマー、アトランチスの謎、グラディウス、魔界村、メトロイド、スーパーマリオブラザーズ3、ロックマン2 Dr.ワイリーの謎、スーパーマリオUSA)、既に持っていたゲームが1本(スーパーマリオブラザーズ)という感じでした。ま、それ以外のゲームも、遊んでみればそれなりに楽しめるというのはわかっているので、一通りトライしてみるつもりですけどね。

 ただ、コイツの最大の難点は、コントローラーが小さいこと。ファミコンを本体を60% にするのはまあ良いのですが、コントローラーのサイズまで60% になっているので、操作性が極めて悪いんですよね。しかも本体に直付けなので、他のコントローラーに交換することもできません。
 持った感じでは、小さいけどプレイできないというほどでもないかなぁ、と思ったのですが……。ドンキーコングやパックマンみたいにシンプルなゲームだったり、アクション性の無いゲームだったりするならばまだしも(収録作の中でアクション性が無いのはファイナルファンタジーIII くらいですけど)、複雑なアクションを要求されるゲームだと結構キツくなってきますね。実際にプレイしてみた中では、連射が必要なグラディウスが一番つらかったです。悪魔城ドラキュラも、少し触ってみた範囲では何とかなりそうでしたけど、終盤難易度が上がってくると、どうなるかはわかりません。
 なお、既にネット上ではコントローラを交換できるように改造している人たちもいるようですが、そういった工作が好きな人ならともかく、そうホイホイとできるものでもありません。小さいコントローラーってのはネタとしては面白いけど、正直これは、任天堂らしからぬ誰得仕様であると言わざるを得ませんね。海外版のミニファミコンは、縮小されているのは本体だけでコントローラーは縮小されていない上に、Wii のコントローラーと互換性もあるようなので、素直に日本版もそういう仕様にしていれば良かったのに……。

 それから、ゲームごとに4箇所までセーブスロットがあるのですが、セーブ方法が、1)ゲーム中にリセットボタンを押して全体のメニュー画面に戻る、2)メニュー画面でスロットを選択して現在の状態をセーブする、3)保存したスロットを選択してゲームを再開する、という手順を踏まなくてはいけないので、ちょっと面倒&間違えやすそうな感じなんですよね。
 一度メニュー画面に戻るというのも手間なんですが、メニューに戻るのがリセットボタンというのも、どうもファミコン的感覚からすると違和感を覚えます。これも、ファミコンの形状をそのまま再現しちゃったことの、弊害ですね。そもそも途中でセーブするっていうのが本来のゲームには無い要素ではあるのですが、今出すゲーム機として仕様に組み込まれている以上、扱いやすいようしっかりと作りこんで欲しかったところです。

 懐かしアイテムとしては面白いんですけど、ゲーム機としてみた場合にはプレイアビリティに問題のある、ちと残念な商品になってしまいましたね。
 ただ個人的には、単純にゲームをするための選択肢が増えて良かったと思っています。ただでさえ積みゲーが多いのに、これ以上増やしてどうするんだっていうこともありますが、選択肢は多いに越したことはありませんからね。好きなときに好きなゲームをプレイすることのできる自由さよ!


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (七波)
2017-02-25 01:21:46
ファミコンを語る上では欠かせないハドソンのゲームは一つもないんだよね…
確かにハドソンのゲームは他社版権が絡むゲームが目立つのは事実だが、ボンバーマンくらいは入れてほしかったと思う。

本文にも書かれてるけど、コントローラーが小さい上にそれしか使えないのも不満。
カセット使えなくてもいいから実寸大で出すか、Newファミコンデザインで出してほしかった。
 
 
 
Unknown (タワ・タワー)
2017-02-26 10:05:41
七波さん、コメントありがとうございます。

収録タイトルについては、30本という制約がある以上、ある程度は仕方がないんじゃないかと思います。実際、全部任天堂のゲームになっていてもおかしくなかったところなので、(次があるかどうかはわかりませんが)第1弾としてはがんばった方ではないでしょうか。
ハドソンのソフトを入れたとしても2、3本でしょうし、入れたら入れたで、じゃあジャレコはどうなのか、タイトーはどうなのか、バンダイはどうなか、っていう話になってくるでしょうしね。
でも、もしアトランチスの謎1本でサン電子派が満足できているのなら、1本ずつでもいいから、とりあえず多くのメーカーのタイトルを収録するという方向性もアリだったのかもしれません。

コントローラーについては、議論の余地はありませんけどね。
 
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