Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

トランセンデンス(ネタバレ注意)

2014-07-20 14:01:09 | 映画
今回は映画「トランセンデンス」について。




主演はジョニーデップ。制作はクリストファーノーラン。予告編から、興味があって観に行ってきました。

ここで内容を・・・



人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル(ジョニー・デップ)。だが、妻エヴリン(レベッカ・ホール)の手によって彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを手に入れていくようになる。やがて、その進化は人類の想像を超えるレベルにまで達してしまう。


と書いてあります(笑)。



観終わって、設定はおもしろいと感じたのですが、映画としてみると、なんだかそれほどでもない感じになってしまっていると思いました。

人の脳をコンピューター上にアップロードするということは、全くSFの世界だけの話ではなく、現在、研究もされているようですから、こういう未来もあり得るのかもしれませんが、この映画をみると、こんなことになるのかなぁと疑問に感じることが多かったです。

でも、こういうSFが好きな方はご覧になってみても良いかもしれません。あと、デップのファンの方も(笑)。


ここからはネタバレですから、ご覧になっていない方は読まないでくださいね。












で、デップ扮するウィルがコンピューターにアップロードされたところから、「本当のウィルなのか」という疑問が出てきますね。妻のエヴリンは最初こそ、信じていたのですが、映画が進んで、だんだんウィルの行うことが、激しくなるにつれて、疑問を持つようになるんです。

そして、ウィルが「ナノテクノロジー」を操作できるようになったことで、病気を治すという目的で人を集め、治すと同時にその神経系に侵入し、その人たちを操るようになるというストーリー展開がちょっと無理があるような気がしてならないのす。

このナノテクノロジーがウィルにとってみると、すごく大きな役割を果たすことになるのです。

このラストがどうなるのかと言えば、おすぎ風に言うと「最後は愛!なんてたって愛!」な終わり方(笑)。

ウィルの暴走が止まらないことにエヴリンは、止めるのは自分だけしかいないと考え、マックスなどの力を借りて、自分にコンピューターウイルスを仕込んで、ウィルに注入し、感染させてから、死を選ぶのです。

そして、世界はインターネットなどのコンピューターを捨てざるを得ないなり、コンピューターの無い時代の生活になるというラストでした。


もうちょっとおもしろいかな、と思ったのですが、なんか今一つでした。

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