Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

ソルト(ネタバレ注意)

2010-08-05 12:57:02 | 映画
今回は今公開している映画「ソルト」について。これ、結構前に予告をみていたのですが、この夏休みに公開を持ってきたんですね。やっと観れました(笑)。

ここで、内容を・・

CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、何者かの陰謀によってロシアスパイの嫌疑をかけられてしまう。逃走を図ったソルトはCIAの追跡をかわしながら、自らの容疑を晴らすべく、たった独りで真相究明に乗り出すが……。

っていうくらいで十分です。あんまり、余計なことを仕入れないでストレートに観た方がいいと思います。
にしても、アンジーすごい!(笑)。この前のウォンテッドの時もピストルの弾をよけれたり(笑)、電車の上から飛び降りたりとアクションだったのですが、今回はまさに、女版「ボーン、シリーズ」ですよ。生身のアクションですね(笑)。ほんとにあんなことできそうって思わせてしまうところがすごいですよね。あと、車の中でのシーンも追突したり、されたりと、激しいんですけど、「どうやって撮ってるのか」って思ってしまって(笑)。

とにかく、映画館の大きなスクリーンで観た方がいいですよ。こないだ、アメリカでKGBのスパイが検挙されましたから、なんだかこんな話もウソではないかもって思ってしまいますが(笑)、アクションとアンジーの美しさに酔ってください(笑)。


ここからはネタバレです。絶対にごらんになっていない方は読まないでくださいね。








このストーリー、アンジーがロシアのスパイなのかどうかっていうところもそうですが、本当はロシアの大統領を殺す場面で「きっと蜘蛛の毒を使って、仮死状態なんだろうな」ってわからせたり、相手を殺せたのに、わざとつかまったり、と「これは真犯人に大統領を殺させないための偽装なんだろう」って観客に思わせていくんですよ。で、ソルトは本当にロシアのスパイだったのですが、工作のために近づいた蜘蛛学者の男と恋に落ちて、アメリカ側に寝返っていたというのが真相。だから、ロシアのスパイたちの前で、本当にロシア側だと思わせるために、目の前で夫が殺されても、平然と装うアンジーが(笑)、なかなかの演技でしたよ。だからこそ、その後のロシア人スパイ皆殺しのシーンでの迫力につながるんですよね。

そして、ストーリーはどんどん進んで、アメリカの大統領も殺し、核を使って、イラクなどに攻撃をアメリカ側からしかけ、アメリカを攻撃させようということに。ロシアの大統領はソルトによって殺されたことになってますから、ロシアでも反米の感情が高まっているし。


こうなると、気になるのがこれを実行するのが、誰かということ。もちろんソルトはロシアのスパイ皆殺しの前に、この情報を得ていたのでホワイトハウスへ向かうのですが、CIAで自分のボスだった人物が実は、ロシアのスパイだったというオチ!この人物を演じているリーヴ・シュレイバーは他の映画でも悪い役が多いので、序盤の「良い人」がどうも気になっていたんですけど、「やっぱり~!」って感じで(笑)。ちなみにこの人ウルヴァリンっていう映画でも弟を裏切る兄として出てます(笑)。

ラストも、どうやら続編ができそうなので、次にも期待しておきましょう(笑)。

ゲイは特に、カッコよくて強い女性が好きなんですかね(笑)。

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