初めての人はプロローグから見てくださいね
今回は YASUOさんの返事も兼ねて
ちょうどいい機会だからこの際話そうと思います
真実の探究始めて2年目ぐらいかなぁ~
今から18年前ぐらいになると思います
四国の山には霊峰石鎚山(いしづちさん)という霊験あらたかな神山があります
その神山に籠もった たっちゃんの修行の一部始終をここに
初めて公開したいと思います
HPに”心の力出会い”のところに石鎚山の写真が載ってます
興味のある人は見てください
さて本文いきますよ
コメントのコーナでも言いましたが
YASUOさんは何か心が満たされない物を感じてるんじゃないですか?
哲学を学んでいる事自体がそれを告げているように思います
たっちゃんも 哲学は好きです
でも、学問には違いないですからね
たっちゃんも天風先生の書物は24年間で、すべて読みました
繰り返し読んだ回数は数えきれません、どの本も手垢でボロボロです
暗記するつもりはなかったのですが暗記しちゃいました(笑)
天風先生が このような事を言ってます
”私が教えた弟子は100万を数えるが私と同じ実践している弟子は
中村 天風 ただ1人だ・・・と
また、
”100万の弟子より 実践をしてくれるたった一人の弟子がほしい
とも言ったそうです”
確かにね、YASUOさんの言う通り 口ではみんな言ってるんですよ
本質的なことをね 言うだけだったらね知識があれば誰だって言えるの
真に悟った人と言うのはね 次の2点が備わってないと
悟ったとは言いません
その2点とは
1)体験に基づいた理論が確立されていること
この体験論はある説得力を生み出します
ただし、この体験論は心から真実を知り体験したいと
心底願う人のみ通じることです
この体験論を語る時
心の内から噴出す熱い心情と熱き想いがいるんだ
この想いはね 体験からしか 出てきません
1)そして熱き説得力を裏付ける ”力” を兼ね添えていること
この力こそ 人間の心の中に厳然と存在する”神秘の力”
その神秘の力が ”心の力・想いの力” なんですよ
たっちゃんはねこの神秘の力(想いの力)を会得する為に
(HPには簡単に紹介してます)
天風先生がやったであろうあのヒマラヤでの体験を
たっちゃんもやってみようと決意して
決意したといってもインドのヒマラヤの山までは行けません
そこで、四国の霊峰と言われてる石鎚山の山中に入るため
天風先生がやったことと同じ事を体験するんですから
出来るだけ近づけるように・・・
天風先生がヒマラヤで食べたと言う稗と粟を持参
鉄なべ1つと米一握りと稗と粟とメザシ14匹と携帯用のガス
テント1つ水は川にいくらでもある
鉄なべの大きさはどんぶり鉢ぐらいです
持ち込んだ書物は天風先生の書物その他・・・
書道の道具一式(練習のため)
期間は 7日7夜
決行の時期は9月の末この時期の川の水は氷のような冷たさ
場所は石鎚山の滝から流れてくる川の麓現地の人意外は
だれも来ないところです
さあ、その目的地まで
これだけの荷物を担いでエッチラコッチラ下りていくんですが
これが思ったより結構大変だったε= (・c_,・。A)フウー
やっとのおもいで現地についてみると
川の水は澄み切っていて濃いブルーをしてます
魚が泳いでいるのが見えます
さあ、そのそばにテントを張って修行の準備開始です
06:30分松山を出発
現場に着いたのが11:00ごろです
人は誰もいません
一日一回の食事まで時間があったんで近くの寺に遊びに行ったりして
時間をつぶす(この寺近くと言っても結構遠いんです)
そうこうしてるうちに夕食の時間となり準備に取り掛かる
準備と言ってもしれてます
第一夜は 鉄なべでお米をおおさじにいっぱい1回入れて水を川から
汲んできてなべに8割水を入れおかゆさんを造るんです
おかずはメザシ2匹のみ
あたりは真っ暗 音と言ったら川の流れる音と風と葉っぱが触れる音
それに鳥の声 以外は何にも聞こえません
夜空にはダイヤモンドのような星がキラキラと
夜空一面に広がって今にも上から落ちてきそうな感じです
夜ってこんなに暗いんだ?
本当に真っ暗 この行の間感じたこと ”月と星が綺麗かった”
その状況の中で懐中電灯で照らしながら
出来上がった おかゆとメザシ を頂くわけです
これがね 物凄く 上手いんだ
そして一夜が明けた午前5時30分いよいよ最初の川行(水行)の開始
目の前の川に入るために
天風先生と同じように生まれたまんまの素っ裸になり
川のふちまで歩いて行き 修行の場所を確認する
川の真ん中に畳み一畳ぐらいの平らな岩が水中にあるんです
その岩に座ると胸ぐらいまで水が来るんですが
これがまた冷たいなんてモンじゃない
後ね一ヶ月もすると石鎚山の峰には雪が積もるんですよ・・・
そして、最初の朝午前5時30分ね素っ裸で川までいって足をつけてみると
冷た~~~~~~~~寒~~~~~~~~~
やっぱしやめよ こんなこと出来るわけがない
その時に思い出したんです たっちゃんの知人が言った事を・・・
先生やめといた方がええよ心臓でも止まったら死んでしまうけん
止めときなさいって 心配してくれた 人たちの言葉を・・・
そうやな、誰も見てないしやったと言うことにして 一時中止して
テントの中に入って寝袋の中にもぐりこんだんです
あ~温い
皆さんガックリしたでしょう まだまだたっちゃんが弱かった時です
そうなんです、皆さんの方が強いと思います
本当にね 情けないでしょう 天風先生と同じ事をやるんだと
威勢のいいことはいっときながら
この始末・・・(ノc_,・;)ハア・・・
でも、寝袋に入った たっちゃんはジーっと考えたんだ
俺はこんな山まで来て寝袋に入る為に来たんじゃないんだ
よっしゃー やろう やったろじゃないか 心臓が止まったら
その時はその時よ それまでの人生よ
その勢いで 寝袋からパッと出るや否や 川までいき
よし の一声腹から出して
水中の岩まで入って行き そのままサッと座ると胸まで水につかり
水に浸かったまでは良かったのですが
余りの冷たさに 奥歯かみ締めて・・・
もうこうなったら 我慢大会ですよ(笑)
しかし5分ぐらい経ったときぐらいに冷たさを感じなくなっていたのです
そのまま30分間ジーと眼は半眼にして座ってるんですが
水から出ている上半身は風で寒いのですが水から下は
寒さを感じないんです
でも上半身は寒い為に 意識を周りの空気の中に入れてやる
すると不思議や不思議寒さを感じないんです
そういう状況の中で イエスやブッタもこうやってインドの山で
一心に修行したんだろうなぁ~という想いが出てきたんです
自分も同じ気持ちでやってるんだという
崇高な気持ちを感じたんです・・・が
しばらくすると、気持ちが我に返るんです
そうするとダメ 雑念が入るんです
あ~あ 長いな~
川のふちに時計を置いて30分でセットしてるんですが
それが気になりだすんです
まだ鳴らないのかな~ 長いなぁ~
そうすると 寒さを身体が感じるんです
そして 空 の世界に気持ちを向ける この繰り返し
そうこうしてるうちに 30分の終了を告げるベルが鳴った時の
嬉しいこと 川から勢いよくあがって見ると胸からしたは真っ赤です
身体を拭いて着替えて
その後
川のふちで座って瞑想したりその辺を歩いたりしながら
心を周りと溶け込ます練習をするんです
とにかく 昼間の時間の長いこと夜はね、寝てしまえば朝になってるから
楽しみなんだけど
本当に昼間は長いのよ まあ 本読んだり 筆の練習したり
空の雲をジーと見たり そうこうしてるうちに
第2夜が明けて 2回目の川行となる
二回目となると よしの一声で サーっと川に入り
水中の岩に座り胸までつかり周りの空気と一体感に入ります
そんな時ふーっと下を見ると小さな魚たちが足の周りに
いっぱい寄ってきてその魚たちに
あっちに行けとかこっちに来いとか気で操って遊んでました
そして 2日目の夜 食事に天風先生が食べた稗・輪を水にしたして
食べてみたんです
なんじゃこれ~ これは食べれん
何とか食べようとはしたんですが やっぱりダメ
本当にね これは人間の食べるもんじゃないと思ったね
皆さんはね笑うかも知れないけどね
本人としてはもう必死なんだから
それで 例のおかゆとメザシ2匹を食べたところこんなに美味しいとは
思わなかったよ
この「行」で1番辛かったことは朝の水行です
7日7夜の最終日やり遂げたなぁ~という達成感
しかしねこれもこの後に続く肉体行も今だから言える事なんだけど
悟ることに肉体行は必要ないと思います・・・確かに
しかし、その人なりの実践は必要であると思います
それが、”真実を知るということは”の中に書かれてある実践法です
今、思えば懐かしい思い出です
そして、もう無理これまでと思って諦めていた3年前に
この力に出合ったのです
そして、この”想いの力”は今も進化中です
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たっちゃん、こんな素晴らしい貴重な体験談を書いてくれて、
ありがとうございます。
ガッツリ読ませていただきました。
僕の場合は、満たされていないというより、
人生ってこんなもんなんだろうか?という感じですかね。
楽しい事をしても、結局飽きてしまい、
また別の事を探しても、結局飽きてしまい、
その繰り返しだったり。
人間関係も傷つけ、傷つけられ、
こんな事に何の意味があるんだろうとか。
もっと幸せになる方法があるんじゃないのか?とか、
そんな事を考える時期に入っております。
でも今は、抜け道を見つけて、
楽しく生きていこうと思っております。
何だか愚痴っぽくなってしまって、すみません。
心の中のホンネを書いてみました。
たっちゃんは今、満たされていますか?
このコメントを読んで、気分を悪くしてしまった方がいたら、
ゴメンナサイ。
これからもブログ楽しみにしています。
こちらこそ 貴方のおかげで、ある意味新鮮な気持ちになりました
> 僕の場合は、満たされていないというより、
人生ってこんなもんなんだろうか?という感じですかね。
(ー`´ー)うーん なるほどね
YASUOさん 率直に言わせてもらっていいですか?
人生ってこんなもんなんだろうか?・・・というのが
満たされていないと言うことじゃないかな?と思うんだけど
たっちゃんのいう満たされると言う意味は こういうこと
心の底から込みあがってくる想い・・・そう
何か 目標・希望・夢
それに向って一筋に生きていく
その目標の域まで、たどり着くまでは苦しい辛いけど
その苦しさ辛さに耐え忍んでいる時なんともいえない充実感を感じるんだ
今、思ったよ 何でYASUOさんに返事を書くのに昔の苦しかった
あの時の修行を書こうとしたのか
それはね、あの山の中ので人と会うこともなく
たった一人
それに あの早朝の長~~い30分の”水行”
これはね、いくら本を1000回、一万回読もうとも
この熱き想いは生まれてこない
この熱き想いが たっちゃんのいう満たされているということなんだ
> 楽しい事をしても、結局飽きてしまい、
また別の事を探しても、結局飽きてしまい、
その繰り返しだったり。
この気持ちは YASUOさんの正直な気持ちだと思います
よくぞ、ありのままの気持ちをコメントしてくれた
その勇気には頭が下がります
でも、こんな気持ちで生きていってても楽しくないよな
だから こんな気持ちになるんだろう
> 人間関係も傷つけ、傷つけられ、
こんな事に何の意味があるんだろうとか。
意味は大いにあります
> もっと幸せになる方法があるんじゃないのか?とか、
それが、たっちゃんが」言ってる
”真実をしる”
ということ
真実を知るためには実践しかない
問題は
どんなに苦しいことや辛いことがあろうとも俺はやるぞ・・・という
”志”、”心意気”が いる
今から70年前の戦前の日本人は特に若者たちは
純粋で それなりの信念を持って
国を護るという 目標に向って 一筋に 生きた
あの時代でも 死ぬのは 誰だって嫌だったと思う
誰が喜んで死ぬものか
だけど 自分がそうすることによって
家族を護り 恋人を 護ることになると 信じたからこそ
その想いを秘めて
戦場に散っていったんだと思います
すみません YASUOさん 古臭い話をしてしまいました
何とか YASUOさんに 生きがいの在る 人生を歩んでもらいたいという
一念から
ながながと くだらん 話をしてしまったことを
深くおわびします
たっちゃん、返事ありがとうございます。
とても嬉しいです。
たっちゃんの返事を読んでいて、
僕も「真実をしる」という目標に向かっていこうというか、
そこにいくしかないんじゃないか、
という様な気持ちが出てきました。
たっちゃん、いつもありがとうございます。
こちらこそ YASUOさんには 感謝してます