たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

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【第568沼】BEAUTY Canter 太陽堂光機のレンジファインダーカメラ1957年

2016-05-29 00:05:36 | アンティークカメラ

これかなり質が良くて重いカメラなんです。今はない太陽堂光機㈱の製品です。レンズシャッターのレンジファインダーカメラです。太陽堂光機㈱の製品と書きましたが、太陽堂光機㈱は1957年に倒産してビューティカメラ㈱としてカメラの製造販売をしていたらしいので、このカメラの製造がどちらの名の下で行われたかはわかりません。

太陽堂光機㈱って名前からして元はカメラ販売店かカメラ問屋、商社がカメラ製造を始めたって感じですよね。で逆に倒産した後も、神田神保町交差点近くの老舗カメラ店“カメラ太陽堂”として存続しつい最近の2013年6月30日まで営業していたらしいです。もともとの太陽堂自体は1920年からつづくカメラ屋さんだったんですね。たっちゃんは田舎者なのでわかりませんが、東京近郊のカメラ愛好者の方々には有名な店だったんでしょう。“カメラ太陽堂”休業のニュースはネットでも多くの人が取り上げていたみたいです。

太陽堂光機㈱は戦後ヒットした二眼レフカメラの大衆機「Beauty」などの製造メーカーでもありました。太陽堂が戦後製造したカメラはさまざまで、かなり幅広い種類のカメラを造っていたようです。BEAUTYというブランド名を使ってます。この個体、Canter BEAUTYもそのひとつです。二眼レフカメラのビューティーフレックスのヒットで力をつけた同社が35mmカメラに進出し1955年に販売を開始したのがBEAUTY 35で、1956年にBeauty Super 35そして BEAUTY Canterは1957年に発売されました。

カメラの裏蓋開閉部にもレザーが貼られていたと思うんですが残っていません。ファインダーはブライトフレームファインダーを初代のBEAUTY 35から採用しています。

う太陽堂の簡単な歴史変遷としては

1920年太陽堂としてカメラや写真機材の販売を始め 1948年に太陽堂光機を設立し、カメラの製造をはじめる。 1950年代中頃に、蛇腹カメラのビューティ・シックスを発売、1950~51年頃に二眼レフ、ビューティフレックスを発売。1955年にBEAUTY 35で、35mmレンジファインダーカメラの販売を開始 1957年に倒産。ビューティーカメラ設立。1963年ビューティーライトマチックSPというカメラを出したのを最後にカメラ製造業から撤退。2013年6月30日 カメラ太陽堂休業で完全に写真業界から姿を消すことになった。

レンズシャッターはCopal-MXV  1/500秒を使ってます。レンズの下のほうにタイマーのレバーもあります。シャッター音自体はクパっていうような静かな音です。

背面は超シンプル、まあ背面がごちゃごちゃしてるのは近年のデジタル一眼レフになってからですかね。

軍幹部の造形も丁寧で質感高く文字も品があって好きですね。

底面も特に変わったところはないですね。

裏蓋の中はいたって普通です。

Canter BEAUTYには45mm F1.9のレンズがついた高級版とF2.8のレンズがついた普及版があったそうでこの個体はCanter 45mm f2.8付きの普及版のほうですね。レンズ構成は3群5枚で絞り羽は10枚です。レンズ名のCanterはこれより以前のカメラにも使われていて神田神保町にあったからの名前らしいですが、このCanter BEAUTYではカメラの名前にも使われたんですね。実際のレンズ製造は自社製だったんでしょうか?どこかに依頼して作っていたのでしょうか。

巻き戻しクランクは小さなボタン状のものを矢印方向にずらすとクランクレバーがばねで飛び出すギミック付きで凝ってます。ファインダーは前からみると金色に光ってます。

巻き上げレバーの上に小窓があって、色々文字が書いてあって操作できるようなんですが、何につかうのか・・・・フィルムカウンターも付いてます。

距離リングにはフィートの表示しかありません。このころのカメラはほとんどそうなんですが、なぜだったんでしょう。

フィルムを巻上げるとレリーズボタンの後の小さな突起が飛び出します。赤い色をしていて巻き上げられた状態であることの目印ですね。いろいろと素敵なことも見えてきたので実際にフィルムを入れて写真を撮って見ますね。

使ったフィルムはフリマで無料でもらってきたkodak GOLD 100 の24枚撮り業務用。有効期限は2009年9月だって!!今は2016年なんすけど。

なんと、写ってます。レンジファインダーは全面的には信用できないし、距離リングの表示もフィートなんで今一歩フィットしなくて写ってるか心配だったけどなんの問題もなく撮れてるし無限も大体出てるみたいです。シャッター音が、低いので本当にシャッターが、切れたのか自信がなかったです。

レンジファインダーの二重像は斜めにずれてて(元々は横だけずれてたんでしょうけど・・・)分かり難いけど、横のずれを合わせればピントも合うみたいです。ただ、色の乗りが悪いのはフィルムが古かったせいでしょうか?でもアンティークカメラで撮った感が出て良かったかな。

晴れてたんだけど空が白っぽくて少し残念。いい感じに撮れますね。

この色合いと雰囲気は神社仏閣を撮るにはぴったしですね。にしてもフィルムはちょっと位の露出ずれは許容してくれる懐の広さがあるね。藤枝と焼津の間くらいにある寺の鐘突堂です。

 

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