この個体もオークションで2016年10月3日に落札しました。外観がこれなので安かったです。
PENTAX Takumar 105mm F2.8 後期型 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F2.8 |
フォーカス | MF | たっちゃん評価 | ☆☆☆ |
レンズ構成 | 4群5枚 | 対応マウント | M42マウント |
絞り羽枚数 | 8枚 | フィルター径 | 49mm |
焦点距離 | 105mm | 最大径×長さ | 56×63mm実測 |
最短撮影距離 | 1.2m | 重量 | 257g実測 |
最大撮影倍率 | 発売 | 1958年 |
けど、ここまで使い込まれたレンズは人のぬくもりが残ってるような感じがあります。
化粧リングをゴムで外して、これまたゴムで前玉を回すとあっさり前玉群が外れました。外した前玉群です。擦り切れた外観の割には光学系が綺麗です。
わずかに後玉群の後と一番前のレンズの裏が曇ってるので掃除します。
Takumarシリーズですから後期型でもシンプルな連動機構のないマウント部です。絞り羽は8枚羽です。
この個体は以前紹介したTAKUMAR前期型と異なり黒色のプリセットタイプの絞りリングと黒色のマウント部を持っています。前期型のようなシルバーの部分はありません。一番後ろのレンズが合わせレンズに変わった4群5枚構成の後期型と思われます。見た目はこの個体の方が古そうに見えますけどね。
フォーカスリングの滑り止め加工部分は前期型がラウンドしていて深めだったのに対して後期型はフラットで浅いギザギザになっています。SONY α7Ⅱにつけて試写してみました。
SONY ILCE-7M2 1/60秒 ISO-200 カーレーサー姿のルパンもきっちり写ってますねぇ。
SONY ILCE-7M2 1/60秒 ISO-250 ヘリコイド付きのマウントアダプターで撮影したので接写効果が得られます。そりゃ長年の小キズやらでコントラストが落ちてますが、十分に良い質のオールドレンズが感じ取れます。古びてはいますが良い写りは健在です。
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