ZENIT MC HELIOS-44M-6 58mm F2 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F2-16 |
フォーカス | MF | 画角 | |
レンズ構成 | 4群6枚 | 対応マウント | M42 |
絞り羽枚数 | 6枚 | フィルター径 | 52mm |
焦点距離 | 58mm | 最大径×長さ | 63x39mm |
最短撮影距離 | 0.5m | 重量 | 236g実測 |
最大撮影倍率 | 発売 |
ロシア製カメラZENIT 122についた状態でオークションで落札です。ZENIT 122は全体が塗装無しの着色樹脂で覆われた安っぽい感じむんむんのカメラです。HELIOS-44M-6のレンズ自体もお世辞にも高品質な感じじゃないですよね(笑)
前玉の裏にカビがあったので、掃除します。ゴムで化粧リングを回して外し現れたカニ目溝のある押さえリングを外します。
タコ棒で1枚目のレンズを外し裏のカビを掃除して終了です。
ピンが押されていないときは絞り開放のタイプです。だからPENTAX純正のマウントアダプターKでは使えないんですよねぇ。
NEX-C3 絞り開放F1.8 1/60秒 ISO-250 最短撮影距離 はっきりした感じの良い描写ですね。
NEX-C3 絞り開放F1.8 1/60秒 ISO-250 接写リング使用
このレンズHELIOS-44M-6はなんと現在も生産が続けれれている現行モデルだそうでびっくりです。ロシアは戦後占領下だった旧東ドイツにあった光学系工業から技術資産を入手し、自国のカメラ産業に生かしてきましたが、中でも東独カールツァイス・イエナ社のレンズ資産からのコピーや模倣品はけっこう有名ですよね。ZENIT社のHELIOS-44シリーズもCarlZeiss JenaのBIOTAR 58mm/F2(戦前のもの)をルーツとしているそうです。描写も似ているんでしょうか?