鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2869回】 負けに不思議の負けなし

2018年11月07日 | 住宅コンサルタントとして

プロ野球の野村克也さんの言葉で

 

「勝ちに不思議の勝ちあり

負けに不思議の負けなし」

 

という言葉があります。

(この言葉は、もともと平戸藩の9第藩主、松浦静山さんの言葉だそうです)

 

ビジネスにおいても、全く持って同じことが当てはまると思っています。

 

よく分からないけれど、何だか受注や集客が好調、ということはあるのですが、

業績が下がる、お客様が来ない、スタッフさんが辞めていく、というような

ビジネスにおける負けの時には必ず原因があるのです。

 

ですから、業績が2か月、3か月連続で前年を下回った際には

その原因は何かを経営者は現場を回って売り場を見たり、

マネージャーやスタッフさんにリアルな声を訊いたりして

掴まなくてはなりません。

 

この際、重要なのは、会議室や社長室でそれらの原因を考えないことです。

 

業績が下がっている真の原因は、

現場を見ることで掴めることが多いような気がします。

 

この現場とは、自社の売り場に加え、競合他社の売り場、

それから業種問わず、お客様が今、集まっているところを見たりすることで、

ユーザーが求めていることが分かるケースが多い。

 

業績が下がるのは、100%、下がる原因が存在します。

 

経営者であれば、会社の業績。

営業マンであれば、自分の成績。

 

業績が下がった時、現場に足を運ぶことができていますか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第2868回】 無責任な... | トップ | 【第2870回】 会話の流... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事