プロ野球の野村克也さんの言葉で
「勝ちに不思議の勝ちあり
負けに不思議の負けなし」
という言葉があります。
(この言葉は、もともと平戸藩の9第藩主、松浦静山さんの言葉だそうです)
ビジネスにおいても、全く持って同じことが当てはまると思っています。
よく分からないけれど、何だか受注や集客が好調、ということはあるのですが、
業績が下がる、お客様が来ない、スタッフさんが辞めていく、というような
ビジネスにおける負けの時には必ず原因があるのです。
ですから、業績が2か月、3か月連続で前年を下回った際には
その原因は何かを経営者は現場を回って売り場を見たり、
マネージャーやスタッフさんにリアルな声を訊いたりして
掴まなくてはなりません。
この際、重要なのは、会議室や社長室でそれらの原因を考えないことです。
業績が下がっている真の原因は、
現場を見ることで掴めることが多いような気がします。
この現場とは、自社の売り場に加え、競合他社の売り場、
それから業種問わず、お客様が今、集まっているところを見たりすることで、
ユーザーが求めていることが分かるケースが多い。
業績が下がるのは、100%、下がる原因が存在します。
経営者であれば、会社の業績。
営業マンであれば、自分の成績。
業績が下がった時、現場に足を運ぶことができていますか?