鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第929回】 上質なお客様が感じること

2013年07月17日 | 住宅コンサルタントとして
住宅ビジネスをする上で、
自社がどういう層のお客様をターゲットとしているかを明確にする必要があります。

例えば、広さと部屋数、それから使いやすいキッチンなど
目に見えて分かりやすい良さの家を求めているお客様もいます。
また徹底的に断熱性能や耐震性能にこだわっているお客様。
それから価格の安さにトコトンこだわっているお客様。
あまり自分から動くのは好きでないので、自分の知っている人のネットワーク内で家づくりをしたい方など、
いろんなタイプのお客様が存在します。

しかしながら、多くのクライアント様と私が目指したいのは、こういったお客様ではありません。
なぜならば、商売として広がっていかないからです。

いつも言っていることですが、目指したいのは商売を続ければ続けるほど、
応援して下さる方が増えていき、商売がドンドンやり易くなることなのです。
だから、お客様の輪が広がっていくような方向性を目指していただきたいと常々思っています。

そのために目指したいのは、かわいくてステキな家に住み、オシャレな暮らしをしたい。
そういう上質な空間で家族幸せな日々を送りたい。
好感の持てる会社、営業さんから買いたい。
そんなお客様の家を受注させていただきたいと思っています。

では、こういった上質なお客様は、どんな会社で家づくりをしたいと思っているのか?

一言で言えば、会社の考え方に共感出来るかどうか、ということです。

お客様に対する考え方。
家の設計に対する考え方。
家の施工や品質管理に対する考え方。
保証、アフターメンテナンスに対する考え方。
ビジネスをする上での考え方。

こうした考え方が、どのスタッフと接しても同じであることが理想です。

「我が社は・・・」と、会社の考え方が浸透していて、自分個人としてではなく、
会社の人格がそのまま乗り移ったような感じでお客様に接することが出来るのが理想です。

これ、実は昔からお付き合いをいただいているクライアント様にはずっとお伝えしてきたことなのですが、
昨日、こうしたことを大切さを改めて感じさせられるお話をクライアント様から教えていただきました。

会社としてお客様から信頼される。
会社としてお客様から好感を持っていただける。
こうしたことを目指していくために、どんなことに日々、取り組まなくてはいけないでしょう?
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