鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2280回】 お客様がお客様を連れてくる状況をつくるには・・・

2017年03月28日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社でもいろんな小売り店、飲食店、テーマパークでも同じだと思うのですが、
結局はたくさんのお客様が来場される会社が勝つと思うのです。

行列が出来ているラーメン店は気になりますし、
いつも多くの人が集まっているスーパーは活気があります。

だから住宅会社でも重要なのは、いつも多くのお客様がいる状況をつくり、
そこに新規のお客様に来ていただくことなのです。

だから弊社が提案するビジネスモデルは決まっているのです。

そしてお客様がお客様を連れてくる状況をつくるために重要なのは何か?

私の勝手な考えですが、いろんなお客様同士、仲良くなっていただくような企画を
毎年、継続していくことだと思っています。

もうそれは純粋に、お客様同士が仲良くなることだけを考え、
自分たちは裏方に徹する。

そこで変な紹介をお願いするとか、スケベ根性は出さずに、
純粋にお客様が最高に楽しめ、お客様のネットワークが広がるよう、
徹底的に動くのです。

人間、自分と同じ価値観を持った素敵な人と出会えることって、
絶対に嬉しいしありがたいことだと思うのです。

自社で家を建てて下さったお客様に
素敵な出会いの場をつくれたとしたら、きっとお客様はまた来て下さるし、満足して下さる。

こうしたことを継続できている会社って、
お客様がお客様を連れてくるようになっている様な気がします。


私自身、学生時代にアルバイトでこうしたことを学ばせていただきました。

大学時代、ずっとテニスのインストラクターをしていたのですが、
2か月8回でワンクールが終わるのですが、
その7回目、8回目で生徒さんがある一定数、継続してくれないと
自分のクラスは解体されるんです。

最初の頃、自分が担当させていただいたクラスで
生徒さんに継続していただけず、結構落ち込むことがありました。

まあ、技術も話術も三流だったし、人間性も未熟だったのでしょう。

ただ、土曜日の夜のクラスのメンバーは、メンバーの中でムードメーカーの方がいて、
生徒さん同士が非常に仲が良くなって、更新の時にみんな継続してくれるんですね。

そこで気づいたんです。
生徒さんが楽しめ、生徒さん同士が仲良くなるようなレッスンにしていこうと・・・。

その結果、大学時代、授業はなかなか行けなくなり、
週に18レッスン、3つのテニスクラブを掛け持ちするようになりました。
(1か月に1日も大学に行かないことが、しょっちゅうありました・・・)

生徒さんが継続してくれて、各クラスが固定していったのです。

この経験がメチャメチャ、今の自分の仕事に役立っているのです。

多くのお客様で溢れる状況をつくるには、
商品やサービスのクオリティーを高め、人間性を磨いていくことはもちろんですが、
お客様同士が仲良くなるような企画を継続していくことがオススメです。

皆さんの会社では、OB様同士が仲良くなるような企画を継続できていますか?
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