鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1142回】 最悪の状況に対する対策

2014年02月15日 | 住宅コンサルタントとして
1996年から2005年まで北海道の旭川市と北見市に住んでいた私にとって、
冬の間の雪かきや雪道での車の運転は、日常茶飯事でした。

今でも雪道を車で走ったり歩いたりするのは、何の問題もありません。

今年は、普段あまり雪のふらない日本の太平洋側でもかなりの積雪がありましたが、
個人的には「何でそこまで都市が機能しなくなるねん?」と思ってしまいました。

東北新幹線や上越新幹線の雪が降るエリアに関しては、
雪がかなり降っても普通に運転できるようになっています。

なので、新幹線は普通に動くであろうと思っていましたら、
群馬から東京方面では雪の対策が全く出来ていなく、新幹線が終日ストップ・・・。

東急電鉄でも事故が発生し、運航がストップ。
飛行機もダメ・・・。

物理的に都市機能がストップするくらいの天災であれば理解できるのですが、
たかだか1M弱雪が降ったくらいでここまでなるのか、と思ってしまいました。

JRにしても道路公団にしても飛行場にしても、
北海道とか東北地方に雪対策を学びに行って欲しいなぁ、と思ってしまいました。

さて、こうした万が一の状況に陥った時の備えという点では、
企業経営でも同じことが言えると思います。

ひどい天災が起こった時の対策を立てることが出来ているか?
すなわち、経営においては、目先の仕事がゼロ、見込もゼロになった時、
どうやって仕事を受注していくのかという対策は出来ているのか?ということです。

数か月、キャッシュが入ってこなくとも、資金が回るだけの内部留保があるのか?
非常時に、ゼロから受注をするために、どこに対しどんな行動をするのか?

こういったことに対する備えが出来ている会社は強いと思うのです。

皆さんの会社では、最悪の状況に対する備えは出来ていますか?
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