鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2032回】 超一流の組織は、他部署のことまで「自分事」で考える

2016年07月23日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、今期絶好調であり、
個人的に日本一だと思っているクライアント様にお伺いしていました。

前月、お伺いした時に課題となっていたことも、
さすが、1か月でしっかりと手を打たれ、改善されていました。

このスピード感、それから決めたことを徹底してやり切られる実行力が、
やっぱりハンパなくすごいなぁ、といつも感動させられます。

そして昨日は、とあるお店の新しいモデルハウスオープン前の打合せをしていました。

オープンにあたって、いろんなイベントを企画されていました。
そのイベントの中である企画をはしない、ということを店長はイメージしていたのですが、
他の店の店長から、

「オープンイベントで(その企画を)やらない理由は何?」

という突っ込みが・・・。

「やらない理由がないのだったら、やるべきじゃないの?」

という感じで、自分が所属していないお店の企画に対して、
まるで自分事であるかのように考え、意見をおっしゃっている店長がいるのです。

能力ももちろん優秀なのですが、
何よりも全て自分事で物事を考える、という考え方が非常に素晴らしいのですね。

イケてない会社の場合、自分が所属している部署のことですら
まるで他人事のように考えるスタッフがいたりします。

もっとまずいのは、店の業績がイマイチだったり、店の集客数がイマイチなのに
それを会社のせいにする店長がいたりする訳です。

能力よりもこうした考え方がイケてないことの方がはるかに重症だなぁ、と感じてしまいます。


自分事で考える。
皆さんはできていますか?
コメント
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