鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第569回】 マクロからミクロ

2012年07月22日 | 住宅コンサルタントとして
毎日、自宅に郵送物が山のように届くので、
その整理方法に頭を悩ませている、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

繁盛店の販促方法をまとめたもの、業界紙、マーケティングに関するレポート、
更にはアマゾンで発注した大量の書籍、日経MJ。

これら情報のインプットのスピードを上げなくては、と改めて思っています。
この仕事は、インプットとアウトプットのバランスが大切なので・・・。

さて、ビジネスを展開する上で、いろいろと組織で決めなくてはならないことが出てきます。

商品開発やイベント企画、人事制度のことなど、決定することが多岐に渡ります。

こうした皆で何かを決めなくてはならないときに気をつけなくてはならないことがあります。

それは、「まず大枠を明確にしてから、細部のことを決めなくてはならない」ということです。

例えば、リフォームイベントを企画するとしましょう。

そもそもイベントを開催する目的は何か?
具体的にどんな方にご来場していただきたいか?
何組のお客様にご来場いただきたいか?
その中から、何組現場調査依頼を取得したいか?
最終的に、何件、いくらの契約をしたいのか?

こうしたイベントを開催する全体像を明確にしてから、細かな点、
例えば会場をどこにするのか、とか来場プレゼントはこういうものを設定しようとか、
会場の中にこんな情報を展示しよう、などのディテールを決めていくことが大切です。

ただ注意しておかないと、話の途中で必ずディテールの話を切り出す人が出てきます。

いきなり近隣対策の話だったり、チラシの話だったり、粗品の話をする人がいるのです。

私は、女性の感性、能力に大きな可能性がある、と思っていますが、
女性が得意でない点として、「結論を出すのが苦手」ということと
「ディテールの話は得意だが、本質を理解することが苦手」
ということが挙げられると思っています。
(もちろん、全ての女性がという訳ではありません、念のため。
あくまでその傾向が強い、ということです)

ビジネス上、物事を決定する際に大切なのは、「マクロからミクロ」という視点なのです。
コメント
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