ネタばれせずにCINEるか

かなり悪いおやじの超独断映画批評。ネタばれごめんの毒舌映画評論ですのでお取扱いにはご注意願います。

湯を沸かすほどの熱い愛

2017年10月22日 | ネタバレなし批評篇
新人監督の商業映画デビュー作とはとても思えない完成度の高いオリジナル脚本。 本作で主人公の娘役を演じた杉咲花ちゃんをあて書きしたというシナリオは、まるで監督の実体験に基づいているのではないかと思わせるくらい、母親に捨てられた女の子の気持ちが超リアルに描かれている。 ブラジャー&パンティや蟹&しゃぶしゃぶ、手話に牛乳?などの伏線を駆使しながら、学校でいじめを受けているひっこみ思案の安澄(杉咲 . . . 本文を読む