なかなかいい絵と思っています。小学6年です。この絵の感性を失わずに大きくなれないものでしょうか。地元の児童館で入賞したとか。本人応募ではなく、学校が参加したコンクールのようです。
孫は運動会で紅組だったようで、その紅組が応援の部でも優勝したようで、その嬉しさを描いたそうです。
「親ばかチャンリン」と云う言葉があるようですが、僕は「爺バカチャンリン」をやっています。大声を出しているところを表現したくて口を大きく開けそれを表すために歯をたくさん書いたところがいいと思います。さらに、二人の男の子の顔の特徴を掴んで書いているように思えるところがいいと思います。子どもは案外同じような顔を描いてしまうことが多い気がしますから。
僕は若いとき「トレッキング」と称してよく山へ連れて行ってもらいました。その登山道のちょっとしたところに、折り畳み式の椅子を置いて持参の水を筆洗用のコップに注ぎ、パレットを広げて一つの色の濃淡と筆遣いと、スケッチ用の4Bの鉛筆を巧みに使って、美しい景色をスケッチしておられる人に出会い,よくスケッチブックを見せてもらいました。そして、本当にいいご趣味だと尊敬していました。
最近カメラでいい景色をバシャバシャ写真に摂っている人(私や家内)を見かけますが、スケッチと写真では天と地以上の違いがあると思います。「爺バカチャンリン」で、孫もスケッチ好きになったらいいなあ、と思ったりしています。
(追記)北アルプスに「アルプス銀座」と云う愛称で呼ばれている人気の登山ルートがあります。概略は上高 地から入って槍沢と呼ばれている谷底を登って前穂高ー中穂高ー奥穂高から槍へ入るコースです。その東側に「芸術家コースという愛称で呼ばれているコースがあります。このコースはやはり上高地から蝶ヶ岳へ入り常念岳大天井と抜ける従走コースです。このコースは終日東側は雲海でそのはるか彼方に富士山が見え西側は谷から湧き上がる雲を引き裂いて穂高連峰と穂高の荒々しい岩肌がまじかに見えます。太陽の位置によってこれら、雲海や稜線や岩肌が表情を替え多くの画家や写真家が一瞬の輝きを捉えようとスケッ チブックを広げ三脚を立てています。僕がスケッチブックを見せて貰ったのがこのコースで出会った画家で、巧みな筆使いでいろいろな雲海を見事に描いておられました。長々書いてシツレイしました。
お口直しに川柳を
● 一休みが 好きであだ名が「一休さん」
●年取れば 誰でももらえる 脳減る賞!
●ア行から 探し始めて 思い出す
●今の俺 立っているだけで フラダンス
●先祖伝来の「宝箱」 いつの間にか 「た」 が落ちて (T)