ならまちの一角に佇む元興寺。
平成10年に世界文化遺産「古都奈良の文化財」のひとつとして登録されました。


ここ元興寺の極楽堂と禅室には約1400年前に百済からやってきた
瓦博士が造ったという日本最初の瓦が、なんと今もこの屋根の上で
数千枚がその役目を果たし続けているのです!
茶色い瓦がその当時の瓦だそうです。

この屋根瓦の葺き方は「行基葺(ぎょうぎぶき」と言われていて
本瓦葺の重なりとは違って、継ぎ目に段差が生じて、変化に富んだ
趣きある屋根になっているのが特徴です。
これも手作りの瓦だからこそ出る風合いでしょうね。
禅室の屋根では本葺きと行基葺の違いがよく分かります。

以前、某テレビ番組で「まだらに悠久の時をしのべ」という
フレーズを言っていましたが、まさにその通り!
長い長い年月によって生まれたこのまだらの彩りは
見るものを太古の世界に引き込む力をもっているようにさえ感じました。


何十年、何百年前の人たちが見た風景と同じ景色が
そこにあると思うと、感慨深いものがあるものですね。
やっぱり鬼瓦が気になってしまいます。
全部は紹介しきれませんが、建物によってその顔も様々。
極楽堂の鬼瓦は、よく見るとちょっと愛嬌のある顔でした。
極楽堂の鬼瓦

南大門の鬼瓦

元興寺には他にも、国宝の五重小塔や様々な重要文化財もあって
じっくりと、古都奈良の歴史を堪能できました!
平成10年に世界文化遺産「古都奈良の文化財」のひとつとして登録されました。


ここ元興寺の極楽堂と禅室には約1400年前に百済からやってきた
瓦博士が造ったという日本最初の瓦が、なんと今もこの屋根の上で
数千枚がその役目を果たし続けているのです!
茶色い瓦がその当時の瓦だそうです。

この屋根瓦の葺き方は「行基葺(ぎょうぎぶき」と言われていて
本瓦葺の重なりとは違って、継ぎ目に段差が生じて、変化に富んだ
趣きある屋根になっているのが特徴です。
これも手作りの瓦だからこそ出る風合いでしょうね。
禅室の屋根では本葺きと行基葺の違いがよく分かります。

以前、某テレビ番組で「まだらに悠久の時をしのべ」という
フレーズを言っていましたが、まさにその通り!
長い長い年月によって生まれたこのまだらの彩りは
見るものを太古の世界に引き込む力をもっているようにさえ感じました。


何十年、何百年前の人たちが見た風景と同じ景色が
そこにあると思うと、感慨深いものがあるものですね。
やっぱり鬼瓦が気になってしまいます。
全部は紹介しきれませんが、建物によってその顔も様々。
極楽堂の鬼瓦は、よく見るとちょっと愛嬌のある顔でした。
極楽堂の鬼瓦

南大門の鬼瓦

元興寺には他にも、国宝の五重小塔や様々な重要文化財もあって
じっくりと、古都奈良の歴史を堪能できました!
ポチット!
瓦がいつの時代のものかはまだ調べていませんが、古い物なんでしょうね!