久々の更新になります。
タイトルの文字は「もうこりた」と読みます。瀬戸内寂聴さんが時折この言葉を引用されているようです。読んで字の如く「己(自分)を忘れ、他を利する」の意味です。
非常に意味深い言葉だと思いますが、実践は非常に難しい。自分の利益しか考えない会社はいつしか自滅の道へと進む。人もまた同じではないかとも思います。
自分の行いで、他の方が喜ぶ姿を見ると清々しさを覚えます。これが、人間本来の姿なのかもしれません。
自分が、自分が、という自分中心の生活・行動は「もうこりた」、これっきりにしよう。そんな言葉のようにも聞こえます。
「情けは人の為ならず」あるいは「受けた恩は石(胸?)に刻み、掛けた情けは水に流せ」との先人が残された言葉を今思いおこしています。
人生劇場の幕引きが徐々に近づいてきている今日この頃、「良き一生であった」と言える人生訓のように感じております。
(合掌)
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