青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

聖地巡礼

2008年10月21日 23時37分39秒 | 日常

結局、午後は只見線の沿線で撮影と決め込んでしまいました。
奥只見と奥会津の紅葉を愉しんだ後は、やっぱりここに足が向かってしまいます。
正直時間も短く列車の本数も少ない中でしたんで、大したカットもないんですが、
土曜日は「びゅうコースター風っ子」号の入線もあり、追っかけてみました。
それにしても、風っ子との遭遇率高杉だなw
キハ47は好きだからいいんだけどさ。

只見駅にて。
「風っ子奥只見号」と臨時快速「奥只見リレー号」。
どちらも同じキハ47、国鉄の香り豊かな表情。
駅前では、風っ子の到着を待って地元の小さな物産展がスタート。
「じゅうねんみそ」ってのがスゲ~気になったんだがw

 

只見駅を発車する臨時快速。
ほのかに染まる蒲生岳を従えて只見駅を発車すると、
紫煙を上げて六十里越へ消えて行きました。
乾いた空気に、さらさらとススキたなびく秋の昼下がり。

会津蒲生~只見間。
「風っ子」の鮮やかなグリーンの車体が森を抜ける。
緑の競演って感じですかね。
列車が接近して慌てて撮ったのでパッとしねえ構図だな…w
里の紅葉はまだまだ。天気がいいのだけが救い。

 

会津川口~会津中川間。
水量豊かな河畔を行く「風っ子」。
会津川口付近の只見川の雄大さは圧倒的なものがある。
水際に弓なりに敷かれた線路の上を、漕ぎ出すように走ります。

早戸~会津宮下間
狭い山道に分け入り見つけたポイント。
午後4時手前の、秋の日差しが傾きかけた只見川。
じっくり光の加減を練って、列車の通過を待ちました。
ちょっとフレアが出てしまったが…まずまず合格かな。

只見線の風景って、どう撮っても絵になるよね。
鉄道風景写真の「聖地」と言える場所じゃないでしょうか。
ただ、絵になる分、なんか撮るほどに消化不良が残るような…(笑)。
もっともっと上手く表現してみたいんですけどね。未熟です。
今度は一日じっくり撮ってみたいなあ。

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一葉毎の一期一会 ~辺境のR352 Part2~

2008年10月20日 22時22分16秒 | 日常

(画像:会津そば)

新そばの時期ですねえ。
特に東日本の山間部はそばが名物の所が少なくないですが、ここ奥会津もそばは美味しい。
「アサギ大根」と言う辛い辛い大根の絞り汁を入れてすするのが会津流なんだそうです。
ここのそばにはアサギ大根が付いてなくてちと残念だが、大盛りにたっぷりの野菜天がついて700円。
そばは太めで、ツルツルと言うよりブリブリとして、しっかりした口ざわりと噛みごたえがありました。

その1 会越国境

    

R352は奥只見湖から離れ、しばらくはやや平坦な地帯を進む。途中には赤岩平、下折立と一応名前が付いた集落もあるみたいですが、前述の通り集落として機能はしていないですね。僅かに季節営業の山小屋兼喫茶店みたいなのはあったけどね。帰宅して知ったのだが、この辺りは1960年代までは集落として機能しており、学校などもあったらしい。福島県の檜枝岐村の子供と、新潟県旧湯之谷村(現在の魚沼市)の子供が通う、行政を股にかけた珍しい分校だったのだとか。
道は特に前触れもなくしばらく寄り添っていた只見川の源流を渡ると、ここからは福島県の檜枝岐村。この橋が県境。金泉橋と言う小さな橋です。めぼしいポイントと言うポイントもない道の一区切りと言う感じの場所なので、道行く車のだいたいが何となく車から降りては、果てしなく続く山道の中で小休止を取っている。檜枝岐方面から下ってきたキャンパーの記念撮影などを頼まれつつ、赤い橋の欄干に捕まって大きく深呼吸。アホみたいに青い空だ。尾瀬を源流とする只見川の流れは極めて清冽で、瀬を噛み岩を漱ぎ流れる。そのまま飲んだってうまかろうね。

その2 尾瀬御池口へ

   

金泉橋からはさらにしばらく小沢平、砂子平と言う山間の平坦地を行く。耕されているのは僅かな耕地のみで、あとは荒れ放題。ほとんどがススキの野原に還りかけている。耕地の向こうには雑木林が続いているが、やはり高度が上がってきたのか白樺の木なんかが混じり始めている感じ。車窓右前には尾瀬の秀峰・燧ケ岳(2346m)の姿もチラッと見えた。
道はその燧ケ岳の北側の裾に取り付くように最後の登りにかかる。この辺りがR352の中で一番酷かなあと言う感じで、断続的な急勾配と急ヘアピンが続く。山の風に舞った落ち葉が路面を覆い、パリパリサクサクとタイヤの落ち葉踏み。落ち葉の下に隠れた側溝があったりするので気が抜けない。ソニー損保のCMじゃねえが、もしもし?脱輪してしまって…って電話したところで携帯通じねえんだよ!(笑)。つか、奥只見に入ってからソフトバンクの携帯は全く用を成さない。大湯温泉からかれこれ3時間圏外になったままだ。やっぱ辺境はドコモか。
何となく登り切ったかな、と言う感じで視界が晴れ、山には針葉樹の茶色が目立つようになった頃突然青看が現れて尾瀬御池口に到着。ここで尾瀬散策へ向かうハイカーは強制バス乗り換えで沼山峠へ向かうのだ。上高地方式やね。沼山峠から尾瀬は徒歩一時間。大きくキレイなロッジがあり、トイレでも借りようかなと思ったのだがロッジのスペースに入るだけでも駐車場の無粋な遮断棒。「一日2,000円」と言う阿鼻叫喚。トイレも借りれませんかそうですか。

その3 君が美しすぎて

    

尾瀬御池口を過ぎると道は2車線に広がり、サミットを越えた道は快走路となる。下手をするとスピードが出過ぎてしまうので、エンジンブレーキを多用しつつクリアー。あ、運転のスタイルとして私はオートマの車でもやたらセカンドやローを使いEBを効かすんですが皆さんはどうでしょうか。ブレーキを踏み込んだ時のガクッと言う衝撃が嫌いなんですけどね。パッドも減るし。信号で止まる時もEBを充分効かせてから最後にフットブレーキで停める感じ。元々乗ってたアコードはD→D3→2→Lと4段マチックになってて良かった。
檜枝岐村の中心部へ下る途中にある「モーカケの滝」。峠を越えて水系は只見川から檜枝岐川に移っているが、その支流であるモーカケ沢にかかる滝のようです。裾広がりの「裳をかけた」ような滝だからモーカケの滝。なるほどね。展望台では地元の写真愛好家諸氏が撮影大会。滝もいいけど、展望台付近の柔らかい秋の木漏れ日に映える紅葉は…見事としか言いようがないっすなあ。

その4 一期一会

   

福島県南会津郡檜枝岐村。平家の落人伝説が残る本州有数の辺境地域でありましょう。とにかくどこから来るにも果てしなく遠い感じがする。鉄道へ乗るには会津田島へ60km、只見へ50kmくらいなもんだろうか。ただ、そんな辺境の特別豪雪地帯と言う事で公共投資がすさまじいようで、道の具合はすこぶるよろしい(と言うか南会津全体がかなり道はいいと思う)。町並みも開発された尾瀬檜枝岐温泉を中心に各戸に温泉が引かれ、割合とパリッとした観光村落と言う感じです。思ったより鄙びてない(笑)。「檜枝岐の裁ちそば」と言えばそば通を唸らせる一品だとの事で食ってみたかったのだが、時間が早過ぎて店が開いてなかったwこのために「うどん・そば板」とかまで行ったのに…人生で初めて行ったぞwwちなみに檜枝岐村、そばが名物なせいなのか「大根卸」と言う集落がある。ワサビとネギもいいけど、いいそばだとおろしそばの方が美味しいと思うのです。

「峠周辺の紅葉は見事!」と言うツリマプの誘い文句に乗せられて、檜枝岐の集落からR352を折れて木賊温泉へ向かう林道に入る。林道と言えども全線2車線のきれいな道で、まあ仰るとおり紅葉は相変わらず見事でありました。つか、他に言う事はないんかい(笑)。つか、紅葉と一口に言っても時間による光の加減によって見え方が変わるし、赤と黄色の混じり方も場所によって違うし、それに常緑樹が入ってたりすると紅葉がより引き立ったりする。場所によって同じものがない。一葉ごとに一期一会だと思うですよ。
個人的には午前8~10時くらいの朝の爽やかな光線で、青空をキャンバスに、黄色と赤は1:1くらいで、その中に常緑樹の緑が入ってるのが一番美しいんじゃないかと。右から2番目のような感じかな。道は峠を小さなトンネルで越えると木賊温泉へ下りて行き、「歓満の滝」を見学。落差は少ないが、なかなか水量の豊かな滝を見つつR352の既消化区間にぶつかりここでフィニッシュ。一応これにてミッション完了。お疲れさまでした。

奥只見&奥会津の紅葉、素晴らしいです。
2年前に鳴子の紅葉を見た時に「これ以上の紅葉はないだろう」と思ったんだけどね。
それに匹敵するくらいのインパクトはあった。物量的にはこちらの方が上かもしんないね。
鳴子は鳴子峡周辺のピンポイントだけど、こちらは延々と70kmくらい見頃が断続的に続くからねえ…
こんな道なかなかないだろw大湯温泉から数えて5時間くらい紅葉見っぱなしだったぞw
もう2年くらい紅葉見なくてもいいんじゃねーかと(笑)。

時間は午前11時。
一応ミッションは終了したのだが…
せっかくここまで出張ったのでもーちっと遊んでこっと。
奥会津おかわり。

続く。

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今行かずしていつ行く ~辺境のR352 Part1~

2008年10月19日 12時42分30秒 | 日常

(画像:R352おにぎり)

麻生バラマキ経済対策の一環として、深夜0~4時の高速道路料金が現在半額。
距離無制限のスペシャルプライスセールでもあり、今週もある程度の遠出を検討していた。
ガソリンもようやく近所で147円と許容出来る金額に下落して来たからね。
ニュースでは山から紅葉の便り。画面では日光いろは坂の数珠繋ぎの大渋滞。混むの分かってて行くのだから乙としか言いようがないが、気持ちは分からないでもない。写真を撮り始めてから「季節感」に敏感になって来たのだが、秋はやっぱり紅葉の季節だし。

紅葉が見頃と言う事は、関東甲信越の酷道もそろそろ閉鎖時期が近付いて来たと言う事でもある。日光の金精道路も志賀草津道路も(酷道ではないけど)紅葉の観光が一段落すると冬季クローズの準備をするからねえ…自分なりには結構ツブしていると思ってたんだが、つぶさに見れば関東周辺の酷道未処理案件はまだ結構あるんだよね。代表的なのはR152か…結局今年も行かなそうだな。冬季閉鎖になっても来年になればまたどの道も開通するんだろうけど、今度は自分が来年行けるかどうか分からないと言うジレンマが(笑)。

と言うことで、今週のテーマは「酷道と紅葉」。
goo天気(愛用させてもらってます)の紅葉情報を頼りに調査したところ、私の愛する奥会津では奥只見湖が紅葉の見頃を迎えているとの情報。6月の終わりに行ったばっかだけど、R352も未処理だった事もあるしいっちょ行ってみるかあ!

  

と言う訳で圏央道日の出ICから深夜の関越をひた走り六日町ICへ。料金2,800円。安っ!深夜割引は距離無制限だから、遠くへ乗れば乗るほど効果大って事ですな。R352は延々と人気のない山間のワインディングが続く為、燃料は小出IC近くの出光で改めて満タンに。「道の駅ゆのたに」でトイレを済まして準備は万端のスタートはAM5:30。まだ夜が明けてない(笑)。

大湯の温泉街までは田園の中を行く2車線平坦ルート。奥只見湖までも「奥只見シルバーライン」と言う全線トンネルの快走路があって青看もそっちを指示している。R352はここから枝折(しおり)峠へ向けての長い長い峠道の隘路を延々と登って降りて行かなければならず(当然冬季閉鎖)、最終的には峠の向こう(銀山平)で合流するこの2ルートだが、時間にして15分と1時間くらいの違いはありそうだ。それは当然望むところだが(笑)。
「狭くて落っこちて死人が出てるからなんたらかんたら」と言うお約束の掲示板をせせら笑ってから大湯の温泉街を抜ける。栃尾又温泉へ行く道を右に分け、ハギーさんがご宿泊なさった駒の湯温泉入口から道はいよいよ山岳コースに。薄暗がりの中で山登り開始。


その1 枝折峠へ
    

このR352枝折越え(すいませんこないだまで「えだおり」だと思ってましたw)の北東約20kmに過日レポした「R252六十里越」があるんだけども、距離が近いせいか何となく雰囲気も似ている。違うのは、明らかにこちらの方が車線が狭い。僅かに2車線もあるが基本的には1~1.5車線で、カーブごとのミラーも設置されてたりされてなかったりなのでブラインドの向こうには神経を使う。けれども道としては舗装もしっかりしてるし、狭い場所にはちゃんと退避場所もあるし、酷道経験がある人にしてみたら案外イージーじゃないですかね。何年か前までは路線バスも走ってたらしいし。
標高350mの駒の湯分岐から1065mの枝折峠まで標高差700mの登りは、登るにつれてどんどんと見晴らしが良くなり→紅葉が始まり→ちょw崖下怖いよww→ガクブルと言う感じです(笑)。通って来た道がはるか下の山の中腹に続いている。眼下に見晴るかす風景は越後魚沼の山並みの連なりで、日の出前の最後の夜の蒼さと言えばいいのかな。一番右は峠手前から見た越後駒ケ岳(2003m)。頂上にうっすら朝日が当たって紅色に染まっております。

その2 錦秋の日の出

   

駒の湯から約1時間で枝折峠到着。峠には広場とトイレに駐車場があり、越後駒ケ岳への登山者のベースキャンプともなっているようだ。到着と同時に朝日が奥会津の山々を照らす。峠の東側斜面に朝日が差し始めると、眠っていた紅葉がその色も鮮やかに稜線に浮かび上がり、まさに錦秋。風はおっそろしく冷たく、慌ててフリースを着て日の出の一部始終を見届ける。麓の銀山平と奥只見湖はすっぽりと雲海に隠れ、太陽の照射による温度上昇で滝のように雲が麓へ流れて行く。この現象は田子倉湖でも見たなあ。 

その3 奥只見シルバーライン

  

枝折峠から奥只見湖半の銀山平へ降りて行くと、やがてすっぽりとミルク色の霧に包まれて視界が効かなくなる。雲海の中に入ってしまったようだ。銀山平も雲の中。これはしばらく雲が切れるのを待つしかないのかなあ…と言う事で枝折峠の下をくぐって来た奥只見シルバーラインをちょっと冷やかしておく。写真は銀山平口。
奥只見シルバーラインは奥只見ダムの電源開発用に作られた18km/23kmがトンネルの電源開発用道路で、コンクリートむき出しの殺風景なトンネルが延々と続く。地下水で路面がどこもビシャビシャしており、走行音の反響が轟音となって跳ね返って来る。銀山平から奥只見ダムの堰堤までは約8km、終点にはお土産屋さんと湖への遊覧船乗り場をつなぐリフトがあるが、湖面は見えず。「秘境・奥只見」の看板を撮影し、銀山平へとんぼ返り。

その4 レイクサイドは三国志

    

銀山平から再びR352へ戻り、さらに奥只見湖の奥へ。ノコギリの歯のようにギザギザしている湖岸を等高線通りにクネクネと走り始めたが、銀山平から走り始めても付近は霧に包まれたまま。湖面も見えなきゃ山も見えず、紅葉がぼんやり霧の中に浮かんでいるだけである。ようやく神蜂と言う地点で(このへん)尾根を越えた辺りから霧が晴れ、朝の陽光に輝く紅葉と奥只見湖の湖面が見えて来た。奥只見湖は入り組んだ形をしており、霧の溜まった谷から別の谷に移ったからなんだろうね。
霧が晴れ、視界が開けたところで改めて奥只見湖の広大さと山深さを感じる。よくぞこんなところを開発して道をつけたもんだと思う。周辺の木々は実に様々な色に紅葉し、見ていて飽きない。見上げれば断崖絶壁の岩山(「東ノ城」と言うらしい)が真っ赤に染まっており、なぜか「赤壁の戦い」なんて言葉を思い出したw
断崖の上から落ちてくる何本もの沢筋は、この手の道にはお約束の路上河川となって奥只見湖に注いでいる。道はこの部分に段差があったりして多少神経を使う程度。基本的に銀山平から雨池橋にかけては起伏も少なく、それなりに道は狭いが離合困難と言う感じもしない。ちょうど何年か前にハギーさんと行ったR425(尾鷲~上北山)みたいな雰囲気。あそこも池原ダムの淵を延々と走らされるし。

その5 漆黒の湖

   

画面左が雨池橋。ここまでは中ノ岐川が作った谷の淵を走って来たが、この橋を渡ってからはまた次の谷筋へ向けての尾根越えとなる。細越山(1070m)と言う山を越えて行くのだが、尾根へのアタックを開始すると左下に奥只見湖の湖面が遠く離れて行く。途中の俯瞰ポイントから見た奥只見湖は、谷に墨汁を流したかのように黒々とつややかだ。その湖面に空の青さが鏡のように映っている。この景色で見えているのは奥只見湖の支流谷の一部だけだと考えると、どんだけ大きいんだって感じなんだが。尾根越えを果たし恋ノ岐川と言う沢筋を越えると、銀山平からの遊覧船が到着する船着場がある。ようやくここでR352は奥只見湖と別れ会越の県境を目指すのだが…つか、まだ県変わってなかったんかよw

船着場からしばらくは平地が続き(写真最右)集落らしき?ものも人家もあるのだが、打ち捨てられた山里と言う感じでどうも定住はしてないみたいですね。まあ冬季は道路が閉鎖するし、何しろ自然が強烈過ぎて文明が霞んでしまいそうな感じの辺境地帯ですから暮らして行けないでしょう。農作業をしている人は通いなんじゃないかと思う。通うのも大変そうだがなあ。

続く。

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まさかみまさか

2008年10月16日 22時41分18秒 | 日常
独身貴族院解散旅行の件(ぐっぴろぐ)

「美作国(みまさかのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった国の一つで、山陽道に位置する。現在の岡山県の東北部にあたる。作州と呼ぶこともある。延喜式での格は上国、近国。」(wikipedia引用)

美作地方ですか。
一言で言うと渋いです。悪く言うと印象がないです(笑)。
観光の対象と言うのは、基本的にはきらびやかなものだったり圧倒される何かだったりするんだけれども、その辺りのエモーショナルな感じからは遠く離れた感じのする地域ですよね。かと言ってマニア受けもしなさそーなw
とは言え、普通の行き先では満足出来ない諸氏でもあるだけに、何が出てくるか分からない面白さはあるのかなと。面白さを掘り起こす面白さと言うか。

今回はビジターですんで、どうなるのかは全くお任せではありますが、とりあえず「美作」って言われて何を思い出すか、と言う事を箇条書きにして述べてみよう。

1.姫新線
昔「急行みまさか・みささ」と言う列車が走っていたね。
「みまさか」が大阪発姫新線経由新見行で、「みささ」が津山で切り離され鳥取に向かっていた記憶。
2.人形峠
岡山と鳥取の県境あたりで、日本唯一のウラン鉱山があるんじゃなかったっけ。
3.湯原温泉
ダムの下に大きな露天風呂があるんだよね。ウラン鉱山に近いのかラジウム(放射線)を多く含んだ温泉が多いような感じ。郷緑温泉とか。足温泉と書いて「たる」温泉と言う面白い名前の温泉もありましたね。
4.美作河井駅
確か因美線の駅で、何かの写真集で見て素晴らしくいい雰囲気の駅だった記憶がある。
5.「バッテリー」
あさのあつこの人気小説の舞台じゃなかったですかね。この辺り。

これ以上は思いつきませんw
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2008年10月15日 22時57分45秒 | 日常
なんか、ディズニーランドに行きたいらしいんですよ。
ディズニーランドって、面白いですか?

通算入場人員が2億人を越える、日本が誇るモンスターテーマパーク。
日本人全員1回以上行った事があると言う計算が成り立つのも凄いが、そんな中で私生まれてこのかた「ディズニーランドに行った事がない」と言う操を守り抜いております。

いや、元々遊園地って好きじゃないんですけどね。
実家の近所に遊園地あるけど、なーんも興味がなかった。
そもそも並ぶの嫌いだしw
何かに乗るのに2時間待ちとかもうアフォとしか言いようがない。

青春時代は「舞浜」と言う場所自体が、船橋競馬か千葉マリンに行く途中の通過点でしかなかったっすね。ドッと京葉線の車内が空いて座れる場所だったり、ネズミを先頭にした渋滞がR357の高谷とかまで伸びててウザくてしょうがなかったりとそんな程度の代物でしたよ。ただでさえ若松、日の出とR357の渋滞ポイントはベッタリベタベタの濃厚な渋滞が多いっつーのに。

だいたいさあ、2億人が行ってるんだから、別に自分くらい行かなくてもいいじゃない(笑)。
成田闘争と労働争議に巻き込まれ、死亡寸前だった京成電鉄を救ってくれたお礼くらいはしておくけど。

と言う訳で、通算何回目か分かりませんが、本日ディズニーランドへ行く話をお断りいたしましたw
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