青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

紅燃ゆる奥大井

2019年11月25日 17時00分00秒 | 大井川鐵道

(山霧覆う奥大井@大井川鐡道井川線・奥大井湖上駅)

今年の紅葉は遅くて遅くて、紅葉前線も11月の末になってようやっと各地が見ごろになって参りました。今年は、予定では最後の旧型と絡めて箱根登山鉄道を集中的に撮ってみようかな、と思っていたのですが、まあ台風であんな事になってしまったのでねえ・・・という事で朝4時に家を出て、そんな台風被害の爪痕残す箱根を抜けて奥大井まで行って来ました。オダアツ→箱根新道→R1→R361というルートだと普通に走っても家から4時間程度だから高速代が掛からなくていいな。家から小田厚の箱根口まで1時間、箱根新道通って三島まで1時間、R1BPで静岡まで1時間、R361の山越えで千頭まで1時間という見立て。

この土日はあまり天気が良くなかったので、行こうかどうか逡巡してしまったのですが、まあしっとり濡れた紅葉も悪くなかろうと言う事で。寸又峡・接阻峡を中心としたエリアはこの週末が一番の見頃だったと思うのだけど、昔に比べるとなんか奥大井も観光客減ったイメージがありますね。一昔前は、紅葉の時期なんか奥泉の辺りから寸又峡に行くハイカーで大渋滞になってた記憶があるんだけど・・・ちょっとアクセスが悪いのかなとも思ったけど、昔っから山奥の便の悪い場所ですし、そもそも新東名が開通してアクセス良くなったくらいなんですけどね。寸又峡の温泉街が昔のまんまで、なんか陳腐化しちゃってるのもあるかもしれないが。

いつもならきれいなチンダル現象のブルーを見せる接阻湖も、この秋の雨続きのせいか、トロリと青みを帯びた乳白色。
マッコリみたいな湖面の上を、千頭行きの一番列車が渡って行きます。


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