青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

night after night

2008年10月04日 22時01分47秒 | 日常

色々ありやして連絡を取らなくてはいけない人が増えているのだが、昨日の夜に高校時代からの友人と連絡が取れた。こちらでは把握しきれない友人の住所を教えて欲しいと言うと、アドレス含め渡すから地元に来いと言うことで母校の高校の近所のサイゼリヤへ。夜10時に待ち合わせしたのだがついつい話し込んでしまい、気付くと午前1時。そのままお別れかと思いきや、お互い積もる話もあったのでそのまま2台で深ドラとなだれ込む(笑)。

30男同士の深ドラ。そう言えばみんな多かれ少なかれ免許取り立ての時って夜中に意味もなく走り回ってたなあなんて言ってたが、いや自分は今でもやってますがwってか会うと仕方がないのかもしれないけどお互い仕事の話ばかりになってやーね。

どこに行くあてもないのだが、お互い「カメラ」と言う共通の趣味を持っている。ヤツはペンタ使いですけどね。夜景のきれいなトコ行って撮影でもしてみる?って事で川崎の浮島まで行ってアクアラインに突入。海ほたるPA、深夜2時到着。


 

アクアライン自体は何度か使っているが、海ほたるに夜中に来た事はない。特に観光シーズンでもない深夜の海ほたるは、24時間営業のゲームコーナーの音がピコピコうるさいだけで非情に静かなものである。青白い光に包まれる真夜中の海ほたるは、何と言うかとても幻想的。そう言えば昔こんな感じのピカピカなネオンを車の中に付けていた元ヤン車(笑)乗りの私。27時間テレビでさんまのレンジローバーが最後篠原勝之(クマさん)によってこんな感じにになってたな、と言う感じの意味不明のオブジェも、バルブ撮影するとこんなに芸術的に見えるから不思議だ。

こちらは東京湾岸の夜景。真正面が川崎方向。海上に影のように立っているのが川崎人工島で、アクアラインの換気塔と非常脱出口になっておりますね。正面のコンビナートの灯りと、右側の赤みを帯びた灯りは羽田空港だと思われます。周囲はぐるりと270度くらいが東京湾岸の夜景で、なんだかマリンスタジアムのサークル状の照明を思い出す。手前に青白く光るのが「海蛍」をイメージした電飾。

こちらは逆サイドの木更津側。ここからアクアラインは海上橋になるので木更津に向けて道路が伸びております。左側の灯りが潮干狩りで有名な木更津金田海岸、右側が木更津市街。それにしてもハマコーはなかなか凄いもんを作ったものだ(笑)。土建屋行政もここまで来ると改めて見事。レンズがヘボいのでフレアが出てますがお気になさらぬよう(笑)。普段は結構風が強くて外にいると潮でベタベタするんだけど、夕べは秋風の爽やかな夜だったねえ。

 

展望フロアの1Fに、アクアラインのトンネル部分を掘削したシールドマシンのカッター部分が展示されている。直径10m程度はあるだろうか。夜の闇に妖しく光る造形がとてもシュールで、なんだかファンタジーの世界にいるような不思議な感覚にさせてくれます。右側の写真は、青白いライトの当たる裏側からシルエットを意識して抜いてみました(笑)。

いつもはバスツアーのおっちゃんおばちゃんだの走くり回るガキだのでグチャグチャの海ほたるしか知りませんでした。トイレ行って缶コーヒー買って帰るくらいがせいぜいだったんだけど、真夜中の海ほたるはなかなかいいぞ。

ちなみに、友人はこの後海ほたるで折り返して帰ったのだが、私はそのまま木更津へ抜けてしまいましたw

コメント
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