晩秋（祖式）

中原中也の「秋の消息」の詩の中に
　秋の日は、からだに暖か
　　手や足に、ひえびえとして....
という一節がありますが、そんな感じの日が続いています。
山陰の秋冬の空は、どんよりとして、重く感じます。
※里紙　サイズＦ４

西条柿 その３？

西条柿の収穫も、もう少しで終わります。
「何故、何回も同じ柿を描くの？」って聞こえてきそうです。
この柿の色合いが、とても暖かく美しいと思えるのです。

テレビのニュースでは、残酷な事件が次々と伝えられ、とても不安で、且つ残念です。
こんな時だから、この柿の暖かい色合いに、一層魅せられるのでしょう。
※里紙　サイズＳＭ

トウガラシ

瑞穂の産直市で、見つけたトウガラシ。
透き通るような濃い赤色です。
米櫃に入れて、虫よけに使おうと思っています。

実家では、米を貯蔵する家庭用保管庫（冷蔵庫）を購入するそうです。
近所では、結構普及しているようです。
今のままでも、美味しい米だと思っているのですが、親もいろいろと考えがあるのでしょう。
※里紙　はがき大　水彩色鉛筆＋パステル

ゆず

今夜は、結構強い雨が降っています。
ただ、この時期にしては、暖かい雨です。
先ほどのローカルニュースで、益田市美都町のゆず湯の話題が取り上げられていました。
大田市でも、ゆずの栽培が行われており、産直市で買ったゆずを描いてみました。
ゆずの香りが部屋に広がっています。
※里紙　はがきサイズ

銀杏並木 その２

昨夕、銀杏の紅葉を見に出かけました。
あまり紅葉は、進んでいませんでしたが、ご家族で銀杏拾いをされている方を見ました。
並木の中に、歩を進めて見ました。

夜中、目が覚め、眠れず、この絵を描きました。
先ほど、描き終えました。
この絵を見ていると、並木道をジョギングする人が見えてきました。

※ワトソン紙　サイズＦ４　長月二十二日

大家（秋）

大田市大家（おおえ）秋の風景です。
大江高山の麓にあるこの街は、昔の街道沿いに多くのお寺があり、造り酒屋もあります。
大森銀山が賑やかなころは、人々が行き交った街だったと思います。
街中には、風情のある石垣もあると聞きました。
ゆっくりと街並を歩いて回りたいものです。
街周辺の木々も紅葉し、美しい風景となっています
※ワトソン紙　サイズＦ４

温泉津あんぽ柿

大田市温泉津町で作られた「温泉津あんぽ柿」です。
パッケージにタヌキの絵が付いています。
これは、その昔、タヌキが温泉を見つけたことに由来するそうです。
西条柿のあんぽ柿ですから、とても美味しいものです。
今朝の瑞穂は、とても冷えます。
雨が降っていましたが、ようやく陽が射し始めました。
もう少しして山に入ります。今日は、何も採れないと思います。
※里紙　サイズはがき大

銀杏並木（大田市川合町）

昨夕、実家から松江に帰る途中に、銀杏並木を見に、立ち寄りました。
銀杏は、まだ、紅葉していないのですが、色づけしてみました。
ここは、近畿中国四国農業研究センター大田拠点の入り口です。
畜産の研究をしておられ、手前の橋は、『尋牛橋』という名前です。
「尋牛」という言葉は、意味深いもののようです。
※ワトソン紙　Ｆ４サイズ　長月十五日