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『コレットは死ぬことにした』17巻あらすじネタバレ感想!ハデス様にお願い

幸村アルトさんの『コレットは死ぬことにした』17巻のあらすじとネタバレ感想!
前半はハデス様がお願いを叶えてくれる《ハデス様スペシャルデー》開催!
後半はコレットの生まれ故郷がなぜ無くなったのか…コレットの辛い記憶の話。


『コレットは死ぬことにした』17巻

Vol.17 of Colette Decides to Die
著者:幸村アルト
2020年10月20日発売
コレットは死ぬことにした 17 (花とゆめコミックス)
カバーデザイン:fabric engine/発行:株式会社白泉社

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『コレットは死ぬことにした』17巻あらすじネタバレ感想




『コレットは死ぬことにした』17巻あらすじ 

ハデス様は前から時々思っていた。
家来のガイコツ達に名前があった方がよいのかどうか……。
ガイコツ達はハデス様に、名前は自分で考えるように言われるがなかなかコレという名を思いつかない。
ハデス様は更に何でも願いを叶えてやろうと言いだし、ガイコツ達の喜びいっぱいのドキドキは止まらない。


そして、薬師の村に滞在中のコレットは、新たに村を訪れたベレー先生から、コレットの生まれ故郷のヒントを得る。
旅人の神・ヘルメスはその情報を元にコレットの村を探し出す。
コレットは、ヘルメスとディオニュソスと一緒に薬師の村を旅立ち、墓石ばかりとなった自分の故郷を目指す。



『コレットは死ぬことにした』17巻ネタバレ感想 

いつもの甘いふんわりめのカバーイラストと違って、17巻はハデス様に少々ホラー要素が加わってるわ( ´艸`)
黒は引き締まりますわね。
でも、よく見ると衣装のアクセントとなっているアクセサリーに付いているのは、部下のガイコツどもですわ。


さて、ガイコツどもは優しいハデス様に名前をつけてはどうかだの、何でも願いを叶えてやろうだの言われて浮かれまくる。
ハデス様が冥府に降臨した日を思い返し、あまりの美しさにウットリしたり、名前を呼ばれたら自分たちはどんな反応をするのか想像しては首がもげたり。
そんな喜びでいっぱいの彼らだが、結局何も望まないのだ。
なんとも優秀な部下、ガイコツどもらしい決断にほんわりする。


そんな楽しい前半とかわって、後半はコレットの消えてしまった故郷とコレットがアンノ先生に助けられるまで独りぼっちで生き抜いた話だった。
コレットは、薬師の仕事が忙しすぎてうっかり井戸に身を投げたところ冥府でハデス様と出会い、それ以降は薬師の仕事に使命感と誇りを持ち、いつも笑顔で頑張っている。
でも、子供の頃の記憶は辛いものだった。
全てを知ったディオニュソスが、コレットがねじ曲がらずに育ったことを感心してしまうほどの辛い体験だった。


そんなコレットは、自分は“ひと運”が良いのだと言う。
助けてくれた薬師のアンノ先生をはじめ、姉弟子や兄弟子たち、今住んでいる村の人達を含め出会いが財産だという。
181ページでコレットはハデス様にこう言う。
「私の財産は計り知れないくらいあるんですよ」 


人との出会いが財産と言えるくらい、良い出会いをしたい。
逆に、自分と出会ったことを誰かに素晴らしい出会いだったと思ってもらえるような人間になりたいなぁ。
最後は清々しい気分になれた。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ご訪問ありがとうございました

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