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『腐女子、うっかりゲイに告る。』最終回。マコトの秘密は秘密

『腐女子、うっかりゲイに告る。』最終回(2019年6月8日放送)の感想です。
マコトさん(谷原章介)の秘密はやはり明かされませんでした。
でも、純くん(金子大地)が爽やかに新生活を始めたからいいのさ(*^。^*)

薔薇の写真 tataraworks



マコトの秘密は秘密のまま 
前回(2019年6月1日放送)、純くんはマコトさんに、自分と奥さんが溺れていたらどちらを助けるか尋ねました。
その質問に対して、マコトさんが答えました。
それだけでした。
ん、まーね、伏線になる台詞が第1話になかったもんね、そうよね。
LGBTが題材なのだから、マコトの詳細はカットした方が内容が濃くなるしな。


神様は腐女子 
紗枝ちゃん(藤野涼子)は、本当に良い子よね。
純くんには辛い目にあわされたのに、いつも純くんの為に一生懸命。

「神様は腐女子なんじゃないかな」
「なるほど…呆れるほど納得したよ」

気持ちが軽くなる2人の会話に、思わずくすりとしてしまいました。
紗枝ちゃんみたいにしなやかな強さを持っている人ばかりだったら、もっと世の中自由なんじゃないかって気がする。


あと1話あったら 
純くんは、紗枝ちゃんを連れてファーレンハイト(声・小野賢章)の実家を訪ねます。
ファーレンハイトは、ネット上のやりとりでは20歳の男性でした。
でも、実は中学生だった。
ファーレンハイトのことも、もう少し背景を描いてほしかったな。

あと1話あったら……。
あ、いやダメか。
そこはマコトさんと同じだな。
ファーレンハイトとマコトさんの人物の詳細に切り込まない方が、純くんと紗枝ちゃんの心情にフォーカスしやすいかも。
何でも原作通りが良いわけじゃないしね。
ドラマにはドラマとしての主張がある。

でも、純くんと亮平(小越勇輝)の公園のシーンは、物足りなかったな。
原作で好きな場面だったんだよね。
うむ、やっぱあと1話……。


話し合い 
このドラマは、いろいろな立場の人が凄く話し合って作られたんじゃないかな?
原作とドラマはタイトルがかすってもいない。
『カノホモ』で通っている小説だし、作者の浅原ナオトさんと相当話し合っただろうし。

役者さんとも、「可哀想」ってドラマじゃない、って理解してもらう必要があったし。
谷原章介さんなんて、スタッフと一緒に大冒険してもらうわけだもん。
出演者やスタッフが、考えて考えて丁寧に作った作品だと思う。
『腐女子、うっかりゲイに告る。』は、最終回まで視聴して良かったです。


ご訪問ありがとうございましたm(_ _)m

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