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〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻感想。人間関係を頑張り始めた理紗

〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻あらすじ・ネタバレ感想。
勉強以外に興味がなくガチガチにお堅かった理沙が文化祭実行委員に。
人間関係を頑張ってみることにした理沙の周囲にも変化が訪れて……。

〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻

~Love, That's an Understatement~
『ひかえめに言っても、これは愛』5巻 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks
■著者:藤もも
■カバーデザイン:arcoinc
■発行:株式会社講談社
■発売日:2024年4月12日



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〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻登場人物

〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻あらすじ・ネタバレ感想




〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻登場人物

天川理沙 あまかわりさ 
 父は他界しており母と2人暮らし
 成績優秀な女子高校生
 人間関係を頑張ってみることにする
 まずは文化祭実行委員に挑戦
大平禅 おおひらぜん 
 有名ヤンキー校[塚田西高校]2年
 家は[光安寺]というお寺
 いつも理沙のピンチを救ってくれる

龍太郎 りゅうたろう 
 理沙に禅の良い所を教えてくれる
成田楽 なりたらく 
 ご飯を奢ってくれる女の子が好き
 父の再婚で家にあまり帰らない
不動 ふどう 
 無口。キャップがトレードマーク
 2巻で帽子を脱ぎ顏出しした
赤松冬慈 あかまつとうじ 
 禅を慕う1年生で高所恐怖症
 理沙が気にくわない

観月文哉 みづきふみや 
 禅と敵対する3年生
 禅達は「ふーみん」と呼ぶ
 実はもの凄く頭が良い
●ふーみんの仲間達

久間川光 くまかわひかり 
 17話から登場した禅の中学の同級生
 禅に会いたがっていた

●理紗の学校の先生達
●“塚高生”を色眼鏡で見る生徒達



〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻あらすじ

成田楽が引き起こした観月文哉のグループとのいさかいは、大平禅の手打ちで片が付いた。
禅は自分のカノジョ・天川理沙が今後巻き込まれる事がないよう、楽に女性関係を整理するよう勧める。
そんな楽に禅との引き合わせを頼む女の子が……。


禅が通う塚高では、禅が文哉達にボコボコにされたという噂が広がっていた。
しかし、禅はのほほんとしている。
全く凹んでいない禅の様子が面白くない文哉は、禅にちょっかいをかけるが相手にされず。
文哉は、理沙との塾での出来事を持ち出して……。
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〖ひかえめに言っても、これは愛〗5巻ネタバレ感想

理沙への気持ちがますます強くなっているふーみんだが素直になれない。
相変わらず不良グループのリーダーとして肩で風を切る。
ふーみんは結構な人数を従えているので、そう簡単に大学行くから勉強しますとはいかないんだろうな。
自分だけ真っ当な路に軌道修正したら裏切り者としてボコられそう。


一方、禅は小テストで100点を取るようになっていた。

「せっかくリサに
上げてもらった成績
落とすの嫌だったし
やり始めたら
まぁ案外
ハマったな」
(26ページから引用)

理沙に勉強を教えてもらい成績が上がってからというもの、禅は独りでも勉強を続けていた。
そんな事を知ったらカノジョとして愛しさ倍増しちゃうよね。
ふーみんは気の毒だが、理沙が禅以外の男性に愛情を持つことはなさそうだ。


禅が勉強熱心になったように、理沙の方も禅の影響で変わった。
これまで勉強だけに集中していた理沙が文化祭実行委員の仕事を引き受けた。

「今まで
たくさんの人と
関わる禅を
見てきて
私も もう少し
人間関係
頑張ってみたいって
思ったんだ――…」
(79ページから引用)

お互いに良い影響を与えているカップルってほんとに素敵だな。
でも、人間関係をサボっていた人にとって他者との円滑なコミュニケーションはハードルが高いと思う。
案の定、理沙は少々独りよがりに委員会を進行し出席者達から不平不満を口にされてしまう。


うまくできなくて落ち込む理沙だったけど禅のひとことで元気に。

「いっぱい
失敗してこいよ
オレが
笑ってやるから」
(80ページから引用)
「自信もって
カラ回りしてこい」
(81ページから引用)

禅の背中の押し方は、スーッと力が抜けて心が軽くなるものだ。
ストレートに「頑張れ」とは言わないけれど、禅に励まされた人はスッキリした気持ちで前向きにチャレンジできるようになる。
お寺の子だからかな。
禅は既に坊さんの域に達しているな。


切磋琢磨しあえるふたりだけど、現在の環境差は大きいと思う。
禅は勉強をしたらできる子ではあるが、底辺の塚高生ゆえ世間的に色眼鏡で見られがちだ。
理沙の学校の文化祭でも“塚高生”という理由だけで濡れ衣をかけられた。
高校生のうちはいろいろありそうだな。


理沙は、“塚高生”である禅達を疑い、いろいろ言う人達を相手にひるまず自分の考えをキッパリ述べた。
周りから厳しい目を向けられる中でたいていの人は理沙みたいに立ち向かったりできないと思う。
正義感にあふれ勇気がある理沙は、禅の言う通り温かい人間だと思う。
そんなカッコイイ理沙を、やっぱりふーみんは諦められないんだろうなあ。
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☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。

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