畳刺 父ちゃんの日々

困った畳【きたろう畳】から【花たたみ】への入替工事

こちらは先週お世話になりました成田市の大型マンションのお客様の施工例です。
和室の畳には現在生産されていない【きたろう畳】という困った畳が使用されています。
畳工事を行う場合は【きたろう畳】を撤去して通常の薄畳に入れ替える事になりますがその畳工事を請け負う畳店がまず居りません。
その分、当店での施工をブログやHPから閲覧して頂いたお客様から色々とご相談頂いております。

今回もパネル式のきたろう畳の撤去から始め今回は通常のヘリ付畳の施工でなく簡易型のヘリ無し半畳薄畳への入替工事を行いました。

まずは畳縁のパーツをレールから外しパネル式の畳を引き上げます。
レールだけになったらタッカーで留められているレールから針をペンチで1本ずつ抜き取ります。

全て撤去したら掃除機を掛け【きたろう畳】の撤去完了(汗)
その後、部屋の大まかな寸法を測り割り振りをします。
そして【花たたみ】の施工開始です。

1枚1枚寸法に合わせカットした後、電気ゴテで端止めを行います。
朝8時から施工開始し午後3時過ぎ施工完了。

花たたみの特徴は簡易型の薄畳(12㎜厚)でセキスイ目積美草が使用され汚れに強く圧着工法で仕上がっているため濡れても大丈夫(ただし高熱には弱い)でクッション性能が抜群です。
また当店で同じように15㎜厚のヘリ無し薄畳を製作するよりも施工価格は半額に近く、低予算で薄畳のヘリ無し半畳をご希望の場合に適しています。

ちなみに今年から花たたみはリニューアルされました。
セキスイ美草に統一され選べるカラーは7色になりました。
美草のみを採用した事で以前と違うところが一つ、端止めの面取り部分(熱処理で溶かしたところ)が大きくなったことです。
敷き合わせ部分が以前のものより目立ってしまうというデメリットもありますがそれさえ我慢すればメリットの方が大きい事でしょう。

今回もお客様にはお喜び頂きました。
成田市飯田町F様、この度は当店にご相談ご注文頂きまして有難う御座いました。
そんな困った畳きたろう畳から花たたみへの入替工事施工例でした。


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