熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

中学校の参観日

2011年11月15日 20時55分40秒 | 少年たち(息子たちのこと)

今日 中学校の参観とクラス懇談に行きました
中学校は参観する保護者が少ないと聞いていましたが、そんなことはありませんでした。
多くの保護者が来ていました。


銀杏の並木道を歩いていると、マレーシアのヤシの木が目に浮かび、うるうるでした。
あまりにJSKLとは違う風景に、転校した実感が押し寄せます


教室は狭く古く、生徒は制服。
来訪者にあいさつする生徒は ひとりもいません  窓の外は、紅葉がはじまった木々。

  あのスバンの暑い風はありません


しかし、教室にはエアコンがあるし、たくさんの部活専用の教室もあります
日本人学校にはなかったたくさんの部活があります



授業参観は家庭科でした、商品についているマークの授業で JAS JISからエコマークまで 詳しく勉強。
私は マレーシアで遠ざかっていた日本のシステムを再確認する授業でした!
あらためて 日本 すごい
製品につくマークをきちんと理解させるなんて、さすが日本。
マレーシアでは無理 と感嘆したあと、金曜日にある合唱コンクールの練習を見ました。
………日本人学校の合唱が、どれだけ 素晴らしいか また 再確認しました。
あああ もうJSKLではないんだわ(T△T)
そのあとは クラス懇談。
たいへん 荒れてる 問題 万引き いじめ 喫煙 夜の徘徊 他校との問題
初めて聞く言葉に びっくりしました。
クラス懇談でわかったことは、荒れてるケレド、奇跡的に我が子が転入したクラスだけ平和であることでした
海外からの転入なので考慮されたのでしょう
その意味では 年度途中の転入で良かったことになります。
担任の先生は若い男性で生徒生活指導担当です
しかし 市内中学校で特別悪いわけてはなく、進学実績は高いレベルです。
今の公立中学校は、このように問題をかかえながら、あるのかもしれません
クラス懇談では、荒れてる問題について 熱心に話し合われました
その内容を聞く限り、安心できる範囲でした
担任の先生は転校生を心配していたそうですが、大少年は、自分から積極的に交友したそうです
それに対して、クラスの子は、親切に対応していたそうで、先生は そのことにおどろいたそうです
思いやりがない出来事が多発するなかで 大少年の転入には、とても親切でやさしかったのだそうです
大少年が悪いことをしないタイプだと みな、すぐ わかったとのこと。
本当に ありがたいことです
大少年に 後で 聞くと
学校では驚くような事件があるそうですが、それは一部の生徒とのこと
良い生徒もいるそうです
ただ 全体的に礼儀や親切さが足りないので がさつな感じがいやだと言っていました
これは現実です 避けては通れない道のり
大少年は この現実を人生勉強として 乗り越えて欲しいと思います
良い面としては さまざまな生徒がいて
部活など大きな社会活動から学ぶことができます
勉強も競争が熾烈です
さまざまな選択肢のなかで大少年が
どの道を選ぶのか 見守りたいと思います
転校については、JSKLは 転校生徒が 頻繁にあり大少年じたいが その状態を何度も見てきたため、とけこみかたを学んでいたことが良かったです
転校は 日本からマレーシアへ転校した経験があるし、今回は、二度目
大少年は 覚悟の転入でした
いばらの道を行くことは、彼の人生の糧になると信じています

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カーテン越しの朝日 | トップ | 天青石~マレーシアから~ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

少年たち(息子たちのこと)」カテゴリの最新記事