熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

マレー鉄道 ジョホールバル駅

2011年08月24日 15時59分45秒 | おでかけ・クアラルンプール

マレー鉄道のジョホールバル駅です。

とても大きな近代的な駅です。

 ジョホールバルは マレーシアの南、半島の先端で、シンガポールとの国境の町です。

クアラうンプールからは 高速道路を南下し 車で4時間ほどです。

マレー鉄道は(略称KTM)は マレー半島のマレーシアを縦断する鉄道で、シンガポールまで
伸びています。

歴史は 植民地時代にさかのぼり 1848年にペラ州(以前の日記のイポー)で 錫の大きな鉱床が発見され 錫を港まで運搬するために 1885年開業しました。

1918年には 全線開通しています。

ジョホールバルとシンガポールを結ぶコーズウェイ高架が出来る前は ジョホールバルからシンガポールまで 鉄道連絡船が運行していたそうです。

今は コーズウェイの橋で つながっています。

これが シンガポール のウッドランド駅です。

こちらの写真は シンガポール側にあった マレー鉄道のタンジョン・パガー駅駅です。

1932年開業のこの駅は 今年の6月30日79年の歴史の幕を閉じました。

この駅は シンガポール国内で唯一のマレー鉄道の駅でした。

これによって シンガポール側の終着駅は、2011年7月1日に、国境近くのウッドランズ・トレイン・チェックポイントになったわけです。

マレーシア、シンガポール両国間の合意で、この度線路が、ジョホールバル対岸のウッドランドまで短くなったのでした。

駅は このまま 保存されるそうです。

古いタンジュンパガーの駅から見ると ジョホールバルの駅は 近代的で 巨大です。

国境の街の駅。

この駅で マレーシア出入国ができます。

日本は 島国なので 道路や駅で 出入国というのが 珍しいですね。

 

こちらは マレー鉄道 旧クアラルンプール駅です。

 

これは マレー鉄道の地図です。

ところで このマレー鉄道は 実は 今は 3カ国の国に乗りいれています。

タイのチェンマイから マレーシアを縦断し シンガポールまで 3カ国の旅ができるのです。

タイのバンコクからマレーシアに 国際急行列車が 1日1本か2本。

マレーシアからシンガポールまで1日3本。

寝台急行もあるらしい…未確認情報・・・・寝台急行のほうは 乗り換えなしでタイとマレーシアを

結んでいるらしい…未確認情報…通常は タイからマレーシアまで2回乗り変えるらしい・・・

タイ側は タイ国営鉄道が運営しています。

ともあれ 列車に乗って 国境を越え 3カ国を訪れることができます。

私は 学生時代 ヨーロッパを旅したときに 列車で国境を越えたことがありました。
島国日本からすると とても 不思議で 面白い体験でした。

陸路で 国境を超える  なんだか 夢みたいです。

これは ジョホールバルから見た 対岸のシンガポール。

列車で 国境を超える旅をしてみたいですが 今回の駐在期間に実現できるかな~~~~

コメント (2)
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