龍口の水で清め参拝を 向日神社・手水舎に設置

2011-12-30 10:53:54 | 水 water
来年のあとにちなんで手水舎に設けられた龍口(向日市向日町・向日神社) 京都府向日市向日町の向日神社で、来年のえとにちなみ、神社の古い伝承とゆかりが深い龍口が手水舎に設けられた。流れ落ちる水が、新年の参拝者を迎える。

  神社の由緒では、8世紀の養老年間に社殿を改築した際に、社を創建した神武天皇をまつった。

 六人部是継宮司(61)によると、神武天皇が諸国を治めた日が「辰(たつ)の日の六日」にあたると言い伝えられていることから、神事を営む日などは今でも「辰」と「六」の日を重んじているという。「古くから龍は水をつかさどり、農耕の実りを祈る対象になった」

 龍口は、高さ40センチ余りの青銅製で、両眼は金色に彩色され、うねるような胴体やひげなどに精巧な細工が施されている。白い小石を敷きつめた手水台に、口の部分から水を注いでいる。六人部宮司は「まずここで身を清めてから、気持ち新たに参拝していただければ」と話している。

 神社では龍を描いた大絵馬を掲げたり、高さ6メートル以上の神矢を設置するなど新年に参拝者を迎える準備が着々と進んでいる。

【 2011年12月30日 10時06分 】

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