物集女車塚古墳石室を一般公開 5月23~31日

2017-04-30 15:45:59 | 歴 history
 京都府の向日市教育委員は5月23~31日、国史跡「乙訓古墳群」の一つ、物集女車塚古墳(同市物集女町)の石室を期間限定で一般公開する。3月末から配信を始めた古墳復元・体感アプリケーションを活用し、内部構造や歴史的背景を紹介する。

 同古墳は、6世紀半ばの前方後円墳で、全長約46メートル。中央政権と密接な関わりがあった乙訓地域の有力豪族の墓と推定されており、横穴式石室や石棺などが良好な状態で保たれている。

 公開期間中、来場者は無料貸し出しされるタブレット端末で、築造当時の姿を追体験するアプリ「墳タビ!物集女車塚古墳」を操作できる。市埋蔵文化財センター職員が古墳の成り立ちを解説する。

 5月1~31日、市教委文化財調査事務所TEL(931)9901で受け付ける。1人でも可。5人一組で約15分間、石室内部に立ち入れる。

【 2017年04月22日 10時18分 】


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