京野菜「花菜」収穫が最盛期 京都・長岡京、ビタミンAも豊富

2018-01-22 13:57:26 | 木 plants
 厳しい寒さの中で、朝日に照らされ凍っていた夜露が溶けると、薄緑色のつぼみの固まりが、手際よく次々に摘み取られていく。京都府長岡京市の特産品「花菜」の収穫が、最盛期を迎えている。

 花菜は切り花だったが、食用に品種改良されたという。府のブランド「京野菜」にも認定され、同市ではJA京都中央の長岡京花菜部会の農家29戸が府内最大規模の計約14ヘクタールで、水稲の裏作として栽培している。

 高級料亭などでの需要が多く、つぼみにはビタミンAが豊富で、ほどよい苦みが特徴。おひたしやからしあえなどで好んで食べられる。部会長の山本信昭さん(65)によると、昨秋の台風や日照不足などの影響で生育が悪く、例年に比べ収穫量は減る見通し。収穫は4月末ごろまで続く、という。

【 2018年01月17日 11時12分 】


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